暖かくなってきて害虫が出てくる前にバルサンを使おうと思っている方も多いと思います。
私もそのうちの一人ですが。
本当は荷物の無いところで使用するのが効果的です。なので引越し前にバルサンを使用することで、家具がない空き部屋で効果的に害虫駆除ができます。
新しい住まいで快適に生活を始めるために推奨されています。
しかし、みなさんが引っ越しするわけでもありません。
バルサンはその便利さでよく知られており、もちろん家具が置かれた状態でも使用できますが、最も高い効果を得るためには、荷物を片付けた状態での使用が理想的です。
以下の理由からです。
家具や荷物が多いと害虫が隠れる場所が増えます。
散布された薬剤が障害物に遮られ、届かない場所が出てきます。
効果を最大化するためには、物を移動させた後にバルサンを使用することをお勧めします。
そしてもうひとつは、害虫は夜に活動するため夜間の使用が特に効果的です。
荷物を置いたままのバルサンの有効活用
もし荷物がすでに搬入されている場合でも、バルサンを使った害虫駆除は有効です。
その際は、家具と家具の間や手が届きにくい場所に特に注意して殺虫剤を散布することが重要です。
また、薬剤が精密機器や家具に直接触れないように、ビニールカバーを使用することも大切です。
これは、薬剤が感応性の高い機器に付着して故障の原因となることを避けるためです。
このようにして、バルサンは引っ越し前でもすでに暮らしていてもどちらのタイミングでも効果的に使うことができ、暑くなってくるこれからの生活を快適に保つ手助けになります。
各部屋ごとにバルサン使用の準備を行いましょう
バルサンを使用する際、家具や物が多い部屋では特に、ビニールカバーや新聞紙を使用して事前に準備を行うことが推奨されます。
しかし、部屋ごとの条件によって、異なる素材や配置があるため、すべての荷物を単に覆うだけでは十分でない場合があります。
以下に、異なる部屋タイプごとの注意点を解説します。
寝室での準備
寝室では、ベッドフレームを分解できる場合は分解し、ビニールや新聞紙で覆ってください。
マットレスも、可能ならば外に出して風通しを良くするか、動かせない場合はカバーをしましょう。
布団の取り扱い
布団は収納するか、専用の布団カバーを使用してください。
バルサン使用時に布団を敷いたままにして使った場合は、掃除機でしっかりと表面を吸引清掃してください。また洗える布団の場合は、必要に応じて洗濯を行うことで薬剤を除去できます。
敏感肌の方は、新しい布団を用意することも検討してください。
キッチンの対策
キッチンでは特に注意が必要です。
食器類は、可能ならば食器棚から出して開放状態にし、他の物品はビニールやラップでしっかり保護しましょう。
バルサン使用後にすべての食器類を洗ってから食器棚に戻すと安心です。
食器の安全性
バルサンが食器に付着しても、通常の洗剤で洗えば安全ですが、小さな子供がいる家庭では、さらに慎重にビニールで覆うなどの対策を取るとよいでしょう。
食器棚の移動が難しい場合は、外側からカバーする方法もあります。
クローゼットとタンスの準備
クローゼットやタンスには害虫が潜むことが多いため、バルサンの使用が推奨されますが、服や布製品には特に注意が必要です。
服の保護方法
服が薬剤に触れないようにするためや変色や皮膚への刺激を避けるためには、服を移動させるか、保護カバーを使用してください。
量が多く移動が困難な場合は、使用後に速やかに洗濯することで対応が可能です。
和室でのバルサン使用
和室に設置された家具は、ビニールで覆ってからバルサンを使用しましょう。
畳はバルサンの薬剤でダメージを受けにくいため、特別な保護は不要です。畳のダニを撃退したいのでバルサンの効果を最大限に活用させたい場所です。
バルサンまで焚くのは・・・面倒という方には畳に刺すだけで使えるタイプもあります。
バスルームとトイレでの害虫対策
水周りは害虫が発生しやすいため、バスルームとトイレでのバルサン使用には特に気合を入れてくださいね。
これらの場所は別々に処理することで、より安心できます。
トイレットペーパーなど直接肌に触れるアイテムは薬剤の付着を避けるためにビニール袋で覆うか別室に移動させてください。
また、普段は換気をするために開けている窓のある方は、忘れがちになりますので窓とドアはしっかりと閉めてくださいね。
特別な注意が必要なアイテム
部屋の外に出すべきアイテムを以下にリストアップしました。
これらはバルサンの煙に敏感で、特に保護が必要です。
| カテゴリ | アイテム | 注意点 |
|---|---|---|
| 生物 | ペット、観賞魚、観葉植物 | 生きているため、煙に非常に敏感です。 |
| 貴重品 | 仏壇仏具、美術品、はく製、 貴金属、楽器 |
薬剤から保護し、変色を防ぐためビニール袋で 覆いましょう。 |
これらのアイテムは薬剤による変色や損傷のリスクがあり、丁寧に扱うことで長期的に保護できます。
バルサンの使用と家具の配置について
バルサンは家具が置かれている状態でも使用可能ですが、配置されている物が多いと効果が低下することがあります。
理想的には、引っ越し前で荷物がまだ搬入されていないときに使用することがベストです。
家具や荷物が置かれた状態でバルサンを使用する場合は、追加の殺虫対策が必要です。
各部屋の特性に合わせて、直接肌に触れるものは特に丁寧に保護することが効果的です。
物をビニールで覆ったり、移動させたりすることが推奨されます。
