ゴムのウエストが締め付ける問題に直面したことはありませんか?
もしウエストゴムの交換ができない場合、どんな対応策があるでしょう?
パジャマやワイドパンツ、あるいはスカートなど、締め付けるウエストをどう快適にするかについて、
ご安心ください、その悩みを払拭する方法をご提案します。
ゴムを取り替えずにウエスト部分をゆるめる6種類の工夫をご紹介。
さらに、目を見張るようなアイロンを使った実践的な方法も、体験談と共に分かりやすく解説いたします。
ウエスト部分のゴムがきつくて困った!
せっかくゴムのウエストのレギンスやパンツにスカートやパジャマでウエストのゴムがきつくて悩むことってありますよね。
サイズを間違って買ったわけでもないのに何故かキツイ!
キツイまま履いていると体に跡がついてかゆくなってしまったり、外出着なら気分が悪くなってしまったり。
締め付けの強いウエストゴムを放置すると、快適さを損なうだけでなく、体長にも悪影響を及ぼしかねません。
きつすぎる服を無理に着続けると、血流が滞り、健康状態や良い睡眠にも悪影響が出ることがあります。
最近の衣類のウエストのゴムは衣服に直接縫い付けられており、それを取り外して修正するには、大幅な時間と裁縫の技術が必要になってきます。
私には無理な作業です!
過去には、締め付けるスカートのウエストを洋服のリフォーム店で調整してもらった経験がありますが、それにはかなりの費用がかかりました。
しかし、毎日着るカジュアルウェアにそんな出費はしたくないものです。
ネット通販で購入したパンツのウエストが非常に締め付けることがあり、大いに頭を悩ませたことがあります。
試着できない分、サイズの確認はしっかりと行うのですが・・・届いてみないとわからない。
ネット通販の悲しいところですね。返品や交換にも手間がかかりますし。
今回、私が試したのはニットのスカートです。
ちょっと無謀かな?とは思いましたが、お気に入りなので苦しくなく履けるようになりたい!ということでチャレンジです。
濡れた状態で伸ばしたり、ネットで調べて見つけた椅子の背もたれを利用する方法も試しましたが、残念ながら効果はありませんでした。
乾燥機を使用する方法は、私の家には乾燥機が無いのでこれは試すことができませんでした。
長期間伸ばして吊るしておくという手も試みたものの、ウエストのサイズに変化は見られませんでした。
ネットで色々調べてみて、ウエストゴムをゆるめるテクニックを集約すると、以下の6つになります。
- 洋服のリホーム店で直してもらう
- ウエストのゴムにステッチを入れる
- 濡れた状態で伸ばして乾かす
- 乾燥機に入れる
- 椅子の背もたれにかぶせたり、ハンガーを使って伸ばす。
- アイロンを使って伸ばす
上記の一番最後の「アイロンを使って伸ばす!」こちらを試してみたところ、衝撃的な効果をもたらすことがわかりました!!
締め付けるウエストゴムを手軽に緩める方法!
本当に驚きの方法です。
きつくて苦しいウエストゴムを楽々と広げるこの手法には、目を見張るものがありました。
この簡単で、迅速なアプローチで、苦しかったスカートのウエストが驚くほど伸びました。
その技は、アイロンを利用してゴムを温め、伸ばすというもの。
単純にアイロンの温度をゴムに適用し、その温熱効果でゴムが柔らかくなるという原理です。
この熱の応用は私の思いも寄らない解決策でした。
ただし、アイロンが使用できる素材で作られた服に限定されますが、私の場合はこの方法で手軽に問題が解決しました。
アイロンを使えない生地でも注意しながらできる場合もあります。
そこは、個人の判断にゆだねます。決して無理はしないでくださいね!
ウエストゴムを伸ばすのに必要だったのは、スチーム機能付きのアイロンと、その下に置くアイロン台です。
アイロンを使用してウエストのゴムを広げるテクニック
ウエストゴムの拡張にアイロンを活用する方法は非常にシンプルです!
必要なのは、スチーム機能付きアイロンとアイロン台、または滑り止め加工されたハンガーでもOKです。
要は、ウエストがキチンと伸びればOKです。
こちらでは、アイロン台を用いた方法で解説いたします。
アイロン台に、ウエストのゴムを伸ばしたいパンツやスカートを裏返しにしてセットします。
ウエストのゴムがこれ以上ないという程度までしっかりと伸ばして固定します。
アイロン台がスリムでウエストのゴムが十分に伸びない場合は、アイロン台の端にタオルなどを挟むことで対処してください。
ゴム部分にはあて布を使い、高温でスチーム機能を備えたアイロンを当てていきます。
スチームアイロンの熱のあて方
衣服を保護するため、パンツやスカートを裏返しにして、裏面にスチームアイロンを適用します。
アイロンを当てる際には、ゴム部分をしっかりと引き伸ばして熱を加えることが重要です。
ウエストゴムをしっかりと引っ張ってからアイロンを当てるということが大切ですので、熱に強いハンガーでしっかり伸ばして使用するということも可能です。
私が試したのはニットのスカートだったため、通常のアイロンを使用される場合は温度設定に気を付けてください。
私はハンディタイプのアイロンを使いましたのでスチームが出る温度設定が1か所しかないので、こちらで設定しました。
綿製品の場合は、あて布をしなくても大丈夫なものもありますが、お持ちの衣類の洗濯マークを確認してアイロンをあててください。
アイロンをセットアップした後は、平らな状態で3分から5分様子を見ます。
アイロンは動かす必要はなく、置いたままでOKです。ただし、布が焦げないように必ずスチームを使用してください。
綿100%以外の物で使用するときは、アイロンはゆっくり動かした方が良いと思います。
そして、綿100%以外はあて布をした方が良いと思います。
私はゆっくり動かしつつ、温度を見ながらあてていきました。
焦げてしまっては元も子もなくなりますので適宜チェックしつつ、問題がなければ、アイテムを裏返し、同様にもう3分から5分熱を加えます。
ゴムが伸びすぎてしまってはいけませんので、途中で何度か履いてみることをお勧めします。
生地が熱に弱いこともあるので、アイロンが使用可能かどうかは、十分にチェックしてください。
私のようにニットで試す方は、十分に注意して作業してくださいね。
そして、やり過ぎには注意!ゴムが過度に伸びてしまわないよう、伸びる度合いを見極めながら進めていきましょう。
まとめ
私が一番感動した方法は、「アイロンを利用して伸ばす」という手法です。
素材がアイロンに耐えられるものであれば、アイロンをかけることによってウエスト部分が手軽に広がります。
ウエストゴムだけでなく、ゴムを使用しているヘッドバンドやスイミングキャップ、下着などにもこの方法を適用できるでしょう。
アイロンを使用する際は、同じ箇所に数分間置くだけですが、伸ばし過ぎと生地を傷めないように十分注意してください。