仕事や勉強、家庭でちょっとしたメモを残すときに欠かせない「付箋」。
中でも「ポストイット」という名前を聞くと、多くの人が黄色い四角のメモ用紙を思い浮かべるのではないでしょうか?
実は、ポストイットと付箋には明確な違いがあり、正しく理解して使い分けることで、シーンに合った便利さを最大限に活かすことができます。
ここでは、商標の違いから品質や価格、さらに使い分けのポイントまで詳しく解説していきます。
ポストイットと付箋はどう違う?

「ポストイット」と「付箋」、なんとなく同じ意味で使ってしまいがちですが、実は大きな違いがあります。
- ポストイット → 3M社が販売する粘着メモの登録商標
- 付箋 → 粘着メモ全般を指す一般名称
つまり、ポストイットは「付箋」という大きなくくりの中のひとつのブランドにあたるんです。
ティッシュとクリネックスの関係、と言えばイメージしやすいかもしれませんね。
また、誤解されやすいのが「付箋=ポストイット」という使い方。
普段の会話なら通じますが、厳密には間違いです。
商品名と一般名称は違うので、ビジネス文書や記事などでは正しく区別した方がスマートに見えます。
「違いがよくわからなかった!」という方も、このポイントを押さえればもう迷わないはずです。
ポストイット=3M社の登録商標
「ポストイット(Post-it)」は、アメリカの大手メーカー3M社が生み出した商品名で、登録商標として保護されています。
つまり、“ポストイット”と呼べるのは3Mが販売する製品だけです。
日本では「スリーエムジャパン株式会社」が国内向けに製造・販売を行っており、オフィスや教育現場を中心に広く使われています。
色やサイズ、粘着力のバリエーションも豊富で、その信頼性の高さから長年愛され続けているのです。
付箋=粘着メモ全般を指す一般名称
一方で「付箋」とは、粘着のついたメモ用紙全般を指す一般的な呼び名です。
100円ショップや文具メーカーが販売しているものも、すべて「付箋」と呼ばれます。
つまり、ポストイットは付箋の一種ですが、すべての付箋がポストイットというわけではありません。
よくある誤解と正しい使い分け
「付箋=ポストイット」と思っている人も多いですが、厳密には異なります。
たとえば「ティッシュ=クリネックス」と同じように、代表的なブランド名が一般名称のように浸透してしまったケースです。
正しくは「ポストイットは3M社の商品名」「付箋は一般名称」と理解しておきましょう。
価格・品質・粘着力の違い

付箋を選ぶときに気になるポイントといえば、「値段」「品質」「粘着力」。
見た目は似ていても、実際に使ってみると大きな差を感じることがありますよね。
ここでは、ポストイットと一般的な付箋を比べながら、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ポストイットは品質が安定していて粘着力が強い
ポストイットは3M社独自の技術で作られており、粘着力が安定していて、繰り返し貼ったりはがしたりしても紙を傷めにくいのが特徴です。
長時間貼っていても落ちにくく、オフィスの重要な書類や掲示物にも安心して使えます。
一般的な付箋は安価で手に入りやすい
100円ショップや文具店で手軽に購入できる付箋は、コスパの良さが魅力。
大量に使いたいときや、とにかくコストを抑えたい場合に向いています。
ただし、製品によっては粘着力が弱く、すぐに剥がれてしまうこともあります。
強粘着タイプ・弱粘着タイプの違いもチェック
ポストイットにも一般的な付箋にも、「強粘着タイプ」や「弱粘着タイプ」があります。
- 強粘着タイプ:壁やパソコンなどにもしっかり貼れる
- 弱粘着タイプ:本やノートに貼っても跡が残りにくい
用途に合わせて選ぶことで、ストレスなく使えます。
シーン別に選ぶ!ポストイットと付箋の使い分け

ポストイットと付箋は、どちらも身近で便利なアイテムですが、シーンによって使い勝手に差が出てきます。
オフィスでの資料整理、勉強や試験勉強、家庭でのちょっとしたメモ――それぞれの場面で選び方を工夫すると、作業がぐんとスムーズになります。
ここでは、目的に合わせた使い分けのヒントをご紹介します。
オフィスでの資料や書類整理
大切な書類やプロジェクト管理では、粘着力が安定したポストイットがおすすめ。
はがれて紛失してしまう心配が少ないため、安心して使えます。
勉強や資格試験の暗記用
教科書やノートに貼る場合は、一般的な付箋や弱粘着タイプが便利。
必要な箇所にサッと貼って、不要になれば跡を残さずはがせます。
カラフルな付箋を使うことで、視覚的に覚えやすくなる効果も。
家庭やプライベートでのちょっとしたメモ
冷蔵庫や玄関に「買い物リスト」や「今日の予定」を貼るなら、コスパの良い付箋で十分。
消耗品として惜しみなく使えるのが魅力です。
ポストイット誕生の背景と豆知識

いつも何気なく使っているポストイットですが、実は誕生にはちょっとユニークなエピソードがあります。
偶然の発明から始まり、世界中に広がっていった背景を知ると、普段使っている付箋に少し特別感が生まれるかもしれません。
ここでは、そんなポストイットの誕生秘話と豆知識をご紹介します。
3Mの偶然から生まれた発明エピソード
ポストイットは、1970年代に3M社の研究員が偶然作り出した「弱い粘着剤」から生まれました。
強力ではないけれど、繰り返し貼って剥がせるという特性が「便利なメモ用紙」に発展したのです。
世界で広がった理由
ポストイットはアメリカで発売されると瞬く間に人気となり、オフィスワーカーの必需品として世界中に広まりました。
今では、形や色のバリエーションも豊富で、創作アイデアやアート作品に使われることもあります。
ポストイットと付箋の比較表まとめ
最後に、ポストイットと付箋をわかりやすく比較表にまとめました。
| 項目 | ポストイット(3M社) | 一般的な付箋 |
|---|
| 商標 | 3M社の登録商標 | 一般名称 |
| 粘着力 | 安定・強力 | 製品によって差あり |
| 価格 | やや高め | 安価で手軽 |
| 品質 | 高品質で均一 | バラつきあり |
| 用途 | 重要書類・長期使用 | 日常メモ・コスパ重視 |
結局どちらを選べばいいの?
- 信頼性や品質を重視するならポストイット
- コストや気軽さを重視するなら一般的な付箋
このように、シーンや目的に応じて使い分けることで、付箋の便利さを最大限に活かすことができます。
あなたはどっち派?
日常のちょっとしたメモに活用するのか、大事な資料整理に使うのか――目的によって選ぶ付箋は変わってきます。
ご自身の使い方に合わせて、ぜひお気に入りの付箋を選んでみてくださいね。

