恵比寿様とは七福神の中の人柱!大黒天との関係やお祀りされている神社はどこ?

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この記事では、日本の七福神の中の一柱、恵比寿様に焦点を当てています。

多くの人に馴染み深い、この神様はビールのブランドや地名としても知られています。

この記事では、恵比寿様の歴史、由来、そして彼がもたらすとされる様々な恩恵について掘り下げています。

また、恵比寿様を祀る神社や自宅での祀り方についても解説しています。

関西では親しみを込めて「えべっさん」や「えびっさん」と呼ばれていることでも知られる恵比寿様について、ご紹介します。

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恵比寿様とはどんな神様?

恵比寿、または「えびす」として知られるこの神様は、七福神の中でも特に有名です。

大黒天と並ぶ存在として、開運の神として広く信仰されており、多くの人々に尊敬されています。

関西では、商売の神様として毎年1月10日の前後3日を「十日えびす」として祭典が行われます。

恵比寿様の呼称と表記

恵比寿様は一般的に「えびす」と発音されますが、「えべっさん」や「えびっさん」という愛称でも広く親しまれています。

「恵比寿」という表記が最も一般的ですが、「恵比須」や「恵美須」という表記も時折見られます。

さらに、「恵比寿天」や「恵比寿大明神」という称号で呼ばれることもあります。

恵比寿様の描写

一般には釣竿を持ち、鯛を抱えた姿で知られています(エビスビールのロゴにも使用されています)。

笑顔が印象的で、「えびす顔」という表現も存在します。

恵比寿様の恩恵

恵比寿様は豊かな漁獲を司る神様として知られています。

このため、大漁、商売の繁栄、学業の成功、航海の安全など、様々な恩恵をもたらすとされています。

恵比寿様のご真言

参拝時に恵比寿様に捧げるご真言を唱えることで、恩恵や功徳を受けることができます。

恵比寿様のご真言は、「オン インダラヤ ソワカ 」です。

恵比寿様の起源と正体

恵比寿様は、七福神の中で唯一、日本の起源を持つ神様です。他の七福神は主にインドや中国の起源を持っています。

恵比寿様は、蛭子の神(ひるこのかみ)または事代主命(ことしろぬしのみこと)としても知られています。

蛭子の神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の間に生まれた子供です。

一方で、事代主命は大国主命(おおくにぬしのみこと)の息子とされています。

恵比寿様と大黒天の関連性

恵比寿様と大黒天は、両者ともに七福神の一員で、恵比寿様は漁業の守護神、大黒天は農業の守護神として知られ、よく一緒に祀られることがあります。

恵比寿様と大黒天の親子関係の可能性

共に祀られることが多い大黒天は、インドのマハーカーラ、シヴァ神の一形態として知られ、中国では財運や金運の神として崇められ、日本にもその信仰が伝わってきました。

日本では、大黒天は大国主命(おおくにぬしのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)の父と考えられています。

事代主命は恵比寿様と同一視されることがあるため、恵比寿様と大黒天が親子関係にあるという見方も存在します。

大国主命(親)としての大黒天、事代主命(子)としての恵比寿様の関係が示唆されています。

恵比寿様と大黒天を一緒に祀る背景

恵比寿様と大黒天が一緒に祀られる理由には、いくつかの要因があります。

一つの説は、両者が親子関係にあるというものです。

また、恵比寿様が象徴する大漁や商売繁盛、大黒天が象徴する五穀豊穣というご利益が互いに関連しているとされ、それがセットで祀られる理由となっています。

恵比寿様と大黒天の区別方法

恵比寿様と大黒天は、それぞれの持ち物によって見分けられます。

恵比寿様は、漁業の神であり、釣竿を持ち鯛を抱えている姿が特徴です。

大黒天は、農業の神であり、袋を背負い打ち出の小槌を持っている姿で描かれます

恵比寿様の祀り方

恵比寿様は、七福神の中でも特に開運に関連する神様として人気があります。ここでは、自宅で恵比寿様を祀る際の方法をご紹介します。

家庭での恵比寿様の祀り方

恵比寿様を自宅で祀る場合、神棚の設置が推奨されます。

神棚の適切な設置場所は、日がよく当たり、明るく静かな環境です。

また、目線よりも高く、正面が南または東を向く位置が理想的です。

神様を見下ろすのは避けるべきで、神棚は目線より高い位置に設置することが望ましいです。

恵比寿様と大黒天を一緒に祀る場合

恵比寿様と大黒天を一緒に祀る際には、恵比寿様を左側(下手)に、大黒天を右側(上手)に置くのが好ましい配置とされています。

日本全国の恵比寿様を祀る神社

日本各地には恵比寿様を祀る神社が多数存在しますが、こちらでは、日本三大えびす神社をご紹介します。

兵庫県の西宮神社(えびす宮総本社)

西宮神社は、恵比寿様信仰の中心地として全国的に名高い神社です。

海に近い位置にあるこの神社は、商売繁盛を願う交易関係者によって特に信仰されています。

毎年1月10日頃に行われる「十日えびす」は、日本有数の大規模な祭典であり、福笹を持ち帰り、店舗やオフィスに祀るのが一般的です。

「福男選び」は特に有名で、正月のニュースでも取り上げられます。

十日えびすでは、「商売繁盛で笹もってこい」と掛け声をかけます。

大阪府の今宮戎神社

大阪に位置する今宮戎神社は、恵比寿様や天照大神を祀る神社です。元々は海岸沿いに位置し、恵比寿様が祀られるようになりました。

ここで行われる「十日戎(とおかえびす)」も日本を代表する大規模なイベントで、毎年約100万人が商売繁盛を願って訪れます。

こちらの神社でも笹を買って帰りますが、西宮神社とは違って笹に自分の好きな縁起物を選んで飾ることができます。(米俵や小判、打ち出の小づちなど)

そして、西宮神社と違うことがもうひとつ。

今宮戎神社は、福娘が笹に縁起物を結んでくれます。

そしてこの福娘たちが「大阪締め」や「上方締め」と呼ばれる掛け声をかけることも有名です。

京都府の京都ゑびす神社

京都にあるゑびす神社は、西宮神社、今宮戎神社と並ぶ日本三大えびす神社の一つです。

ここが恵比寿様を祀る神社として笹を縁起物とする発祥の地です。

二の鳥居にお賽銭を投げ入れると願いが叶うとされ、古くなった財布や名刺を供養するための特別な塚も設けられています。

恵比寿様の理解とその恩恵

この記事を通じて、恵比寿様についてより深く理解することができたのではないでしょうか?

恵比寿様は、特に商売と密接に関連する神様であり、多くの観光地や著名な神社において祀られています。私たちの日常生活に深く根差した存在です。

この記事を読むことが、皆さんにとっての開運や人生の良い機会への一歩となることを願っています。

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