色々な場所へ旅行に行くにはとてもいい季節になりました。
旅行に行けば、お土産をみなさん購入されると思いますが、お土産を渡した相手からお礼のメールに対する返事に困ることはありませんか?
友達なら簡単な言葉で大丈夫なのですが、お仕事関係なんかだとどのように返事を返せば良いのか悩むことも多いのではないでしょうか?
ここで素敵な返信の言葉をご紹介したいと思います。
お土産のお礼に対してのメッセージは?
お土産を渡した相手からのお礼のメッセージに対するお礼の言葉をご紹介します。
相手によって言葉のチョイスが難しいですよね?
相手の立場によってのメッセージの内容について見ていきましょう。
友達へのメッセージ:
「いえいえ、あなたが喜んでくれて私もすごく嬉しいわ!」
目上の方へのメッセージ:
「少し心配だったのですがお気に召していただけたようで、ほっと安心いたしました。」
後輩へのメッセージ:
「お気になさらず!メール、本当にありがとうね。」
ビジネス関係者やお客様へのメッセージ:
「ささやかな物でしたのにお心遣いいただきありがとうございます。お喜びいただけていたら嬉しいです。」
お礼のメールに返信をすることはとても大切ですが、その返信に何を書いて良いのかということは中々調べても出てこないですよね?
私自身も「何か気の利いた言い回しは無いものかしら?」とググってみるのですが、ピンとくるものが案外ないのですよね。
もし返信で迷ったら、この記事に書かれているアドバイスを参考にしてみてください。
ここでは、「お土産を渡した後に届く感謝のメール対しての素敵な返信方法」について見ていきます。
感謝の気持ちを表すメールを受け取った際の適切な返信方法について?
お土産を贈った後に届く感謝のメールに対して返信する際の言葉をご紹介します。
一般的には、ありがとうというメールに対して「お気になさらないでください」とか「お気になさらず」や「どういたしまして」などと返すことが多いですね。
このフレーズは、「私が何か特別なことをしたわけではありませんから、お礼など気にされないでください」という気持ちを込めた表現です。
ですから、贈り物に対する「ありがとう」というメールには、通常「お気遣いなく」とか「いえいえ、とんでもないです」と返事するのがよいと思います。
しかし、「お気遣いなく」や「いえいえ、とんでもないです」は使う相手によっては適さないことも。
親しい間柄の方にはもっとカジュアルな言い方で「どういたしまして」という返信で良いと思います。
目上の方々には「ご丁寧にありがとうございます」などが良いかと思います。
素直な感謝を示し、それに対して「いえいえ、とんでもないです。」と心から返すことが、何よりも大切なのです。
いただいた感謝のメッセージにどう返すか、よくある良い方法をいくつかお話しします。
一つ一つ詳しく説明していきましょう。
可能な限り心を込めて答えるようにする
感謝のメッセージには、送り手の配慮と感謝の心が込められています。
そのようなメッセージには、可能な限り心を込めて答えることが望ましいです。
関係性に応じて返信する言葉を選ぶことが重要ですが、相手の思いやりと感謝に対して自分も心を込めて伝えることを忘れないでください。
返信は速やかに行うことを心掛ける
いただいたお礼メッセージへの返信は、できるだけ速やかに応じることが大事です。
相手は返事が遅れると、自分の感謝の気持ちがちゃんと伝わらなかったのではないかと、不必要に心配することがあるかもしれません。
返信のタイミングについて過度に神経を使う必要はありませんが、できればすぐに返信することが望ましいです。
メールのタイトルはそのままで返信する
通常、感謝のメールのやりとりでは、メールの件名は元のまま変えずに続けるのが適切です。
これにより、相手はそのメールが「感謝の返信」であることを容易に認識できます。
そこで、立場の違う受取人ごとの適切な返信方法を詳しく説明します。
返信の例をいくつか挙げてみたので、参考にしてみてください。
友達
「気に入ってもらえてよかった!お礼のメッセージありがとうね!」
親しい友人とのやり取りでは、カジュアルな言葉遣いで心からの感情を表現するのが最適ですね。
上司や先輩
「お受け取りいただいたお品がご満足いただけるものだったかと気をもんでおりましたが、安心いたしました。気に入っていただけましたようで何よりです。」
日頃からお世話になっている上司や先輩には、適切な敬意を表しつつ適切な敬語を用いた表現を心掛けましょう。
もちろん、親しい関係にある目上の人であれば、もう少しカジュアルな言葉選びをしても問題ありません。
部下や後輩
「いえいえ、どういたしまして。お礼のメールありがとうね!」
友人と異なり、相手が遠慮していることも考えられます。
余計な気遣いをさせないように、簡潔に相手の配慮に「わざわざありがとう」などと感謝の意を示すことは、心地よく伝わるでしょう。
ビジネス関係者や顧客
「ほんの気持ちでしたのに、ご丁寧にお礼のメッセージをいただきましてありがとうございます。お喜びいただけましたこととても光栄です。」
クライアントやビジネス関係者には特に細やかな配慮が求められる関係性です。
そのため、お相手からの気遣いに感謝と相手への謝意を含んだ文章を選ぶと良いでしょう。
これは一例に過ぎませんが、何よりも大事なのは、相手の配慮や感謝に真っ直ぐに応えることです。
その気持ちはきっと相手にも伝わるものです。
お土産をいただいた時のお礼の連絡は?
続いて、お土産をいただいた時にお礼の連絡をする場合の言葉について、3つの要素をご説明したいと思います。
感謝の意を伝える
相手があなたにお土産を買ってきてくれたということは、あなたのためにその人が自分の時間と労力を使ってくれたということを意味します。
この行為への感謝の気持ちを持ち、その感謝を相手に伝えることが大切です。
お土産についての感想を添える
贈っていただいたお土産に対するご感想を伝えることは重要です。
当然、「うれしい」などの喜びの感想が好まれるでしょう。
どうぞご自身の言葉で、お土産に関する好意的な感想を表現してみてください。
返信はできるだけ迅速に
お土産をいただいてお礼を伝えることが遅れてしまうと、相手が「どうしたんだろう?」とか「気に入らなかったのかも?」と不安に思うかもしれないので、返信はできるだけ速やかにすることが望ましいです。
それを考慮して、いくつかの返信例を提案しますので、ぜひ参考にしてください。
食べ物のお土産ををいただいた際の感謝の連絡
友達の場合
「お土産ありがとう!食べてみたらめっちゃ美味しかった!」
「リピ確定なので、どこで買えるか教えて!」
心からの感謝と食べ物への良い評価を率直に表現すると良いでしょう。
上司や先輩
「お土産ありがとうございます。早速いただきましたが、その味わいの豊かさには本当に驚きました。こんなに風味豊かなスイーツは初体験でした。その店を訪れる機会があれば、ぜひ自分でも購入してみたいと思います。お心遣いに深く感謝申し上げます。引き続き、あなたのご指導を賜りたく思います。」
食べ物への評価とお礼を伝えることは、親しい人たちと同様ですが、礼儀正しい言葉遣いを使って挨拶をすることが大切です。
部下や後輩
「お土産わざわざありがとう。さっきいただきました。チョイスが素晴らしい!とっても美味しかったよ!どうやって選んでいるのかまた、教えててね」
部下や後輩への感謝の連絡では、お土産を選んだ部下や後輩の素晴らしさを称えることがポイントです。
彼らに対して上から話すことになるかもしれませんが、単に感謝するだけでなく、彼らが選んだ品の特別な点を認めて、賞賛の言葉を加えることが喜ばれると思います。
ビジネス関係者や顧客
「私にまで、お気遣いをいただき、お土産を頂戴いたしまして心から感謝申し上げます。
先ほど美味しくいただきました。実は以前より気になっておりまして、お取り寄せをしようかと思っていたところ頂戴することができましてとても感激しております。
この度は本当にありがとうございました。」
関係性に応じて、丁寧な言葉遣いや敬語を選んで使い分けることが大事です。率直な感想と感謝の気持ちを言葉にして表現してみてください。
食べ物以外の贈り物を受け取った際の感謝のメール
友達
「お土産ありがとう!めっちゃかわいい。大事に使わせてもらうね。」
「大切にするね!ありがとう!」
上司や先輩
「お土産を頂戴いたしましてありがとうございます。私にまでお気遣いくださり、本当に嬉しく思っています。」
「とても素敵な〇〇で、長く大切に使わせていただきます。これからもよろしくお願いいたします。」
部下や後輩
「お土産ありがとう。わざわざ気をつかってもらって感謝です。」
「デザインが素晴らしくてとってもうれしいです!ありがとうね。」
ビジネス関係者や顧客
「お土産を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。私までお気遣いいただきまして本当に感動しました。
いただいた○○がとても魅力的で、●●さんの抜群のセンスを感じます!私自身、そんな素晴らしいアイテムを選ぶのは難しいので、とても嬉しいです。改めて感謝申し上げます。」
食べ物をいただいた時と同様に、内容について感謝とともに賞賛する点を見つけて気持ちを表現することが大事です!
大切なことは「感謝」と「賞賛」です。
目上の人に感謝の連絡をする際の注意事項とは?
上司や先輩に感謝のメッセージやLINEを送る際の注意点をお伝えします。
前述のとおり、「どういたしまして」といった言葉は少々避けたいものです。
目上の方への感謝表現には配慮が求められます。
ポイントは以下の通りです。
- 簡潔に
- 過剰な重みを加えず
- 上から目線に映らないように
- 常識を逸脱しない
- ありきたりすぎる表現を避ける
- 冷たく感じられない
社交辞令を使いつつ、形式ばった感じが出ないようにするのがコツです。
適度なバランスで表現すると良いと思います。
- 日頃からの感謝
- お土産をいただいた喜び
- お土産に対する具体的な感想
- 改めてのお礼
- 今後ともよろしくお願いします
これらの要素を盛り込めば完璧です。
文章の書きだしには、「気に入っていただけたかと心配しておりましたが、ご満足いただけて安心しました。」や「いつも大変お世話になっております。今回は私のささやかな気持ちですが…」のような言い回しを使ってみましょう。
お礼が遅くなってしまった時は?
もしもお土産をいただいたにもかかわらず、感謝の意を伝えるのが遅れてしまった場合の対応策についてご紹介します。
少し勇気が必要かもしれませんが、何もしないよりはずっとマシですから、試してみてください。
素直に謝罪する
既に起きてしまったことに対して後悔しても始まりません。
そのため、ここは一つ勇気を持って謝罪することをお勧めします。
実際、こうしたアプローチは最も誠意が感じられる方法の一つです。
単に「ごめんなさい」と言うだけではなく、心からの感謝を表すメッセージを添え、もし可能であれば何らかの返礼品を用意すると良いでしょう。
これによって、あなたの謝罪と同時に感謝の気持ちも相手に伝わります。
しかし、謝罪と返礼をするタイミングは重要です。
相手が忙しい時に不意打ちのように行うと、かえって迷惑をかけてしまう可能性があります。
そのため、相手が受け取りやすい状況かどうかを見極め、最適なタイミングで行うようにしましょう。
また、返礼を自然に行うためには、相手の日常や習慣に合わせた品選びが必要になります。
相手の好みや生活スタイルを考慮して、返礼品を選ぶことが、より感謝の意を伝えることに繋がります。
敢えてお礼の遅れには言及しない
「いつも支えてくれている」「お世話になっている」などの理由をつけて、感謝のメッセージを添え、いただいたお土産に対するお礼の連絡をすることが良いでしょう。
これにより、日頃の感謝と自然な感じでお土産に対するお礼を表現することができます。
さらに、お礼の遅れに直接言及しないことで、相手に余計な気を使わせずに済む利点もあります。
ただし、相手との関係に応じて行動を選ぶ必要があり、場合によってはこの方法が不自然に感じられることもあるため注意が必要です。
まとめ
お土産を渡した相手からのお礼のメールにしても、お土産をいただいた場合のお礼のメールにしても、すぐに連絡をするということがとても大切です。
お礼をするのを忘れないように、できる限り、その日の内にお礼をすることが望ましいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。