この記事では、会社のゴルフコンペに行きたくないとお感じの方々へ、なんとかうまく断る方法についてご紹介したいと思います。
この記事は、次のような方にピッタリの社内のゴルフコンペの断り方となっています。
- ゴルフが得意でない、またはそれほど好きではない。
- 今まで仕方なくゴルフをしてきたが、本音を言えばゴルフをしたくない。
- 会社の人たちとゴルフをすることが気を遣うからイヤだ。
社会人として歩み始めると、たびたび会社のゴルフコンペへの招待を受けることがあると思います。
けれども、行きたくないと感じていらっしゃる方にとって、そのようなイベントは単なるストレスに過ぎません。
このテキストをご覧のあなたも、何とかしてそういった誘いを断りたいと思っているかもしれません。
こちらの記事では、そうした会社のゴルフコンペを上手に断る方法を、様々な事例と共にご案内します。
私自身、長い伝統を持つ会社に10年以上勤めており、ゴルフへの誘いもしばしば経験しました。
それでもなお、私は会社のゴルフイベントへ参加することを一度も承諾せず、行きたくないという意志を常に保持してきました。
(私は本当にゴルフをしないだけなのですが、ゴルフをしたことが無い人でもコンペの前に無理やり練習場に連れて行き、コンペに参加させるという中々のハラスメント上司のいる会社です。)
「会社のゴルフには行きたくない」とお考えのあなたに、私の体験が何らかの参考になれば幸いです。
【お断りの美学】会社のゴルフコンペ、上品に断るためのマナー
会社のゴルフコンペを上品に断るテクニックをお伝えします。
辞退する際に銘記すべきポイントは以下の通りです:
最初の誘いを断ることの重要性。
一度でも参加すると、以後も参加が期待されるようになるので要注意です。
一度目の断りで、将来にわたるゴルフの誘いから外れる可能性が高まります。
何事も、最初が肝心ということです!
しかし、既にゴルフメンバーに名を連ねてしまった場合でも、生活環境の変化を理由にして辞退が可能です。
ゴルフの誘いは、初めに断ることが最も大事です。
断りにくさを感じても、断固たる意志をもって辞退しましょう。(詳しい断り方は後述します。)
すでにゴルフメンバーの方も、どのようにして脱退するかについては心配無用です。
その方法をこれから説明いたします。
では、なぜ私たちは会社のゴルフコンペに行きたくないのでしょうか?
ここで、その背景にある理由を掘り下げてみましょう。
ゴルフコンペを避けたい明確な理由は次の通りです:
貴重な自由時間が割かれること。
参加には金銭的な出費が伴うこと。
休日にも関わらず、仕事の延長戦と感じられること。
簡単に言うと、休みを使って自分の費用で仕事関連の行事に参加することが、「会社のゴルフコンペ」の実態です。
平日に仕事として適切な対価が支払われるなら、仕事だと割り切ることができるのかもしれませんが。
【上手なお断り術】会社のゴルフコンペの参加、上品に辞退するコツ
なぜゴルフコンペへの参加を初めから断ることが大切なのでしょうか?
ゴルフコンペを企画する上司や担当者は、できる限り多くの社員が参加することを望んでいます。
一度参加してしまうと、次回も「この人は参加するだろう」と見なされ、将来的に開催されるイベントの際にも名前が挙げられやすくなります。
過去に参加経験があると、人数調整の理由で参加を強く推されることがあります。
「あなたが参加しないと、人数が足りなくなる」といったやや無理な理由で参加を促されることも。
これでは断りにくくなってしまいます。
特に新入社員の方は、最初の誘いから断ることが重要です。
後になるほど断りづらくなるため、初めの段階でしっかりと辞退しましょう。
【成功例】社内・取引先とのゴルフコンペを心地よく断る方法
私が行ってきたゴルフコンペへの断り方は
「申し訳ありませんが、私はゴルフはしないので」
これらの言葉を使う際は、誠実な気持ちを込めて伝えましょう。
自信満々に「私はゴルフしないので」と宣言すると、相手に不快感を与えかねません。
「申し訳ありませんが、私はゴルフはしないので」という断り方は、シンプルだけれども非常に強力です。
しつこい誘いにも、この言葉を繰り返すことで確実に断ることが可能です。
そして、この断り方を用いることで、「この人はゴルフをしない」という印象を相手に植え付け、将来的に誘われる機会を減らすことができます。
上司や先輩からの強い要請に対しても、この一言を繰り返すだけで対応可能です。
余計なことを言ってしまうと、それを突かれてさらに説得されることになります。
プライベートで友人とゴルフを楽しむという方で会社のゴルフコンペには参加したくないという方があっても、「私はゴルフはしない」という表現を使います。
これは、「私は(会社の人とは)ゴルフをしない」というニュアンスを含んでいます。
プライベートでゴルフを楽しむ人にも、この断り方は効果的です。
ただし、会社ではプライベートでのゴルフの話題は禁物です。
会社内では、ゴルフをしない人のチームに所属することになりますので、ゴルフをするということがバレてはいけません。
なぜなら、「ゴルフをしないって言ってたのに・・・」「それならばゴルフコンペにも出てよ」と言われる可能性があるということと、バレれば「イヤなやつ」と思われてしまうためです。
【家族を優先】会社のゴルフコンペを礼儀正しく断る術
「大変申し訳ございませんが、週末は家族との大切な約束があるので・・・」という表現は、家庭を重んじる方々にとって、会社のゴルフコンペを断る際に有効なフレーズです。
特に、小さな子どもがいる家庭では、この一言がゴルフへの誘いを確実に断る鍵となります。
このフレーズを使う時は、「週末は家族とのひとときを大切にしているんです」と強調して伝えましょう。
「申し訳ないのですが、週末は家族と過ごす時間を設けていますので…」
「メンバーが足りないから、なんとかならない?」と言われてしまうかもしれませんが
いかなる反対意見にも、この一貫した返答をすることが重要です。
これにより、あなたの断固たる意志を示すことができ、将来的に誘われにくくなります。
【注意点】会社のゴルフコンペを断る際に推奨しない方法
有効ではない断り方も存在するので、ここでいくつか紹介します。
「残念ですが、ゴルフクラブを持っていないので」
この断り方は、やめておいた方がいいです。
なぜなら
「大丈夫、使ってないクラブがあるからあげるよ」
このような反応が返ってくると、断る理由が無くなってしまいます。
「ゴルフクラブを提供してくれる人」が現れた時に備え、この理由での断りは避けた方が良いでしょう。
実際、私の会社でも社長が新しいクラブを買う理由にしたかったのだと思いますが・・・
フルセットを提供された社員がいました。
「断ったつもりだったのに・・・」となってしまいます。
次の断り方もやめたほうがいいです。
それは
「申し訳ありませんが、その日は別の用事がありまして…」
一見すると安全な断り方ですが、これも推奨されません。
相手が日程を変更することを提案してきた場合、さらに断りづらくなる可能性があります。
そしてこの方法の一番の欠点は、毎年使えない!ということです。
具体的な理由を述べずに断る方法は、予期せぬ誘いを引き起こすことがあるため、注意が必要です。
【断る勇気】参加していた会社のゴルフコンペを辞退する
ゴルフコンペのメンバーとして一度でも参加すると、「これからは断れないかも」と不安に思う人もいるかもしれません。
一度参加すると、名前がリストに残り、次回も参加を期待されることが多く、断りにくい状況に陥りがちです。
ですが、安心してください。
一度参加した後でも、断る方法は存在します。
特に、人生の節目や状況が変わった際に効果的な断り方がこちらです。
「結婚してからは小遣い制になってしまい、残念ながら参加は難しい状況です…」
「最近、配偶者が妊娠し、家庭を支える必要があるため、参加ができません…」
「土日は子供の世話があるため、申し訳ありませんが…」
「親の健康が悪化し、ゴルフに参加できない状況が続いています…」
これらの理由は、上司や先輩にも理解してもらいやすく、自分の立場を守りながら断ることが可能です。
【断る勇気について】
直接断ることの難しさは、多くの人が感じる共通の感覚かもしれません。
特に、上司や先輩への断りは一層のことです。
しかし、自分の大切な時間を守るためにも、断る勇気を持つことが大切です。ゴルフコンペを断ったとしても、それで嫌われることはありません。
実際、幹事は特定の人を誘いたいわけではなく、単純に参加者数を満たすために声をかけています。
そのため、断られても他の部分に影響はありませんし、仕事への悪影響もありません。
「付き合いの悪い人」と思われる可能性はありますが、それ以上のリスクはほぼないでしょう。
私自身も、過去に何度もゴルフの誘いを断っていますが、仕事の評価に影響したことはありません。
大事なのは、自分のプライベートを重視し、勇気を持って「いいえ」と言えることです。
意外と断ることは簡単で、断った後の解放感には驚くかもしれません。
まとめ
今日は、会社のゴルフコンペに参加したくないとき、どうすれば良いかについてお届けしました。
社内のゴルフコンペに参加するかどうかは、ご自身で選ぶ権利があるということ。
特に、初めてのお誘いを受けた際には、参加を辞退することが、後に続くストレスを避けるための最もスムーズな方法です。
また、すでにゴルフコンペのメンバーになってしまった方も、人生には常に変化があります。その変化を、新たなスタートとして捉え、ゴルフコンペからの離脱を選ぶことも一つの選択肢です。
新入社員の皆さん、この機会に、自分らしさを大切にして、ゴルフコンペに行きたくないという気持ちをはっきりと伝えましょう。
その一歩が、自分らしいキャラクターを築くきっかけになります。
すでにメンバーに名を連ねてしまった方々も、ご自身の環境の変化を機に、勇気を持って参加を辞退していただければと思います。
土日は私たちにとって貴重な時間。
その時間を、本当に心から楽しめることに使いましょう。
勇気を出して、自分の時間を大切にしてください。
最後に、貴重な土日のプライベートタイムを自分の好きなことができる時間に使ってください。