家族経営の現実!転職前に知るべき5つの注意点と見極め方

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家族経営の会社、転職先として本当にアリ?と思ったあなたへ

「条件的に魅力的な求人を見つけたけれど、どうやら家族経営の会社らしい」
「家族経営の会社って評判が悪いけど、本当にやめたほうがいいの?」
「そもそも、普通の会社と何が違うの?」

そんな疑問や不安を感じていませんか?

たしかに、家族経営の会社にはネガティブな噂がつきものですが、実際にはすべてが悪いというわけではありません。

中には、社員を家族のように大切にする温かい職場も存在していて、運よく出会えれば長く安心して働ける可能性もあります。

この記事では、家族経営のブラック企業とホワイト企業、両方を実際に経験した筆者が、以下の3つのポイントを軸に、転職先として検討するうえでの注意点を解説します。

  • 家族経営が避けられがちな理由とは
  • 家族経営のメリットとデメリット
  • 健全な会社を見極めるチェックポイント

この記事では、私自身の体験も交えながら、家族経営の会社のリアルな一面をご紹介しています。

転職先を検討する際の判断材料のひとつとして、ぜひ参考にしてみてください。

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そもそも「家族経営」とは?

家族経営の企業とは、創業者やその家族が企業の株式の大部分を保有し、実際の経営にも深く関与している会社のことを指します。

「同族経営」「ファミリービジネス」と呼ばれることもあります。

家族経営かどうかを見分ける主なポイントは以下の通りです:

  • 社名に代表者や役員の名字が含まれている
  • 経営陣に同じ苗字の人物が複数いる
  • 歴代の代表者の名前が同姓である

これらは、企業のホームページで会社概要のところをチェックすることや、やや手間はかかりますが「登記簿謄本(登記事項証明書)」などでも確認できます。

登記簿謄本は法務局の窓口やオンラインで取得可能で、会社の基本情報が記載されています。

また、国税庁の調査によれば、日本の株式会社の96.7%が同族会社

さらに中小企業白書によると、企業全体のうち99.7%が中小企業です。

つまり、日本では家族経営の会社は決して珍しい存在ではなく、建設業や製造業をはじめ、さまざまな業界に広がっています。

家族経営の会社って、そんなに多いんだね。思ってた以上に身近な存在かも。

そうなの。建設業や製造業だけじゃなくて、いろんな業界に広がってるの。

なぜ家族経営の会社は敬遠されるのか?

家族経営の企業は、**「独裁的」「公私混同」「不透明」**といったネガティブな印象を持たれることが多いです。

非同族企業では、株主や取締役会が経営を監督し、経営判断もある程度分散されます。

しかし家族経営の企業では、経営権が創業家に集中し、監査役や労働組合が存在しないケースも多く、経営が閉鎖的になりがちです。

ただし、大企業レベルの家族経営であれば事情は少し異なります。

親族以外の社員も多く、外部の監視や社外取締役の導入などが進んでいる場合、経営者の独断が通りにくい構造になっています。

一方、中小企業や零細企業の場合は、意思決定が完全に経営者一族の手の内にあり、方針変更や人事評価までもが感情ベースで動く危険性が高くなります。

さらに、規模が小さい分、配置転換などの逃げ道も少なく、経営陣に気に入られなければ働きづらさを感じることも多いでしょう。

なるほど…。家族経営って、トップの考え方ひとつで会社の空気がガラッと変わっちゃうんだね。

そうなの。特に小さな会社だと経営者の影響力がとても強くて、社内のバランスが取りにくくなることもあるわね。

知っておきたい!家族経営でよくある5つのデメリット

1. ワンマン経営になりやすい

家族経営では、社長が全ての権限を握っているケースが多く、経営者の性格や力量が企業全体に強く影響します

理想的なリーダーであれば良いのですが、そうでない場合は大問題です。

自己中心的で横柄な経営者が、取り巻きのイエスマンだけを重用していたり、時代錯誤なやり方に固執していたりすると、働き方改革とは真逆のブラックな職場環境に陥ることも。

私がかつて働いていた会社でも、社長が「雇ってやっているんだから」という姿勢で、従業員を見下すような発言が日常的に飛び交っていました。

気に入らない社員には露骨に態度が冷たくなり、嫌がらせがおこることもありました。

いつどこでどんな地雷を踏むかわからないのが家族経営の怖さです。

自分では全く意識していない行動や発言がきっかけで突然冷たくされ、「え?何かしたの?」と戸惑うことも。

私自身も過去に、「あの子とは話さないで」と経営者から耳打ちされた経験があります。

ここは学校じゃないんだから…と思いながらも、逆らえない雰囲気に息苦しさを感じました。

一度嫌われてしまうと、無視されたり、仕事を外されたり、パワハラのような扱いを受けるようになることもあります。

そうした職場では、常に経営者の顔色をうかがって過ごすことになり、精神的にもかなり消耗します。

評価基準も曖昧で、能力よりも“社長に好かれているかどうか”が昇進や給与に直結するという、不公平な環境でした。

評価も“好かれてるかどうか”で決まるから、顔色うかがってばっかりだったなぁ…

本来、職場って能力や努力がちゃんと見てもらえる場所であってほしいわね…

2. 身内が優遇されすぎている

親族には高待遇、従業員には低待遇──そんな極端な格差があるのも、家族経営でありがちな構図です。

親族は高級車を会社名義で所有し、ガソリン代や車検代はもちろんのこと、私用のスマホ代やどう見ても家族の旅行よね?っていうことまで経費処理です。

外食は「接待費」(家族の食事代も)、名義だけの働いていない家族にも役員報酬…。

一方で、従業員のボーナスは寸志、昇給はわずかです。

従業員も「親族が優遇されるのは仕方ない」と思っていても、待遇差があまりに激しいと不満は募ります。

「そのお金があるなら、こっちの給料も少しは上げてくれない?」と、誰もが思うようになるのです。

3. 社長の私生活が業務に影響する(公私混同)

会社と家庭の境界があいまいになるのも家族経営の特徴。

経営者の“思いつき”で、業務とは関係のない雑用を頼まれることもあります。

私が経験した会社では、業務時間外での子供のお迎え運転手(もちろん無給です…)。

こうした公私混同は、働く側にとって非常にストレスであり、やる気を奪う原因になります。

4. 経営が古くさく、先細りの危険性も

家族経営の会社では、経営者が保守的になりがちで、外部の新しい考え方を受け入れにくくなります。

その結果、時代の変化や市場のニーズに対応できず、企業が徐々に衰退していくという悪循環に陥ることも。

特に、後継者問題や人材育成に力を入れていない企業では、組織全体が老朽化し、将来的な不安も大きくなります。

5. 家庭内トラブルが職場に持ち込まれる

家族経営では、経営陣の人間関係=職場の空気になりがちです。

たとえば、社長夫妻の夫婦ゲンカがそのまま職場に持ち込まれたり、親子間の衝突が社員にも飛び火する…ということも珍しくありません。

会社で泣き叫んでいた社長夫人のことを今でも鮮烈な記憶として残っています。

さらに、後継者争いや兄弟間の不仲など、いわゆる「お家騒動」に従業員が巻き込まれるケースもあります。

こうした環境では、仕事以外の部分で神経をすり減らし、常に気を張って過ごさなければならないストレスが付きまといます。

家族経営=悪いとは限らない!実際に感じた3つのメリット

家族経営の企業にはネガティブな印象がつきまといがちですが、実はプラスに働く面も少なくありません。

ここでは代表的なメリットを3つご紹介します。

経営者との距離が近く、やりがいを感じやすい

家族経営の企業では、経営トップと直接関わる機会が多く、経営理念やビジョンを肌で感じながら仕事ができます。

自分の行動が会社の成果に直結していることを実感しやすく、仕事へのモチベーションも高まりやすいでしょう。

さらに、経営に関する知識や考え方を身近で学べるのも大きなメリットです。

自分の仕事だけでなく会社全体を俯瞰して見る視点を得られることは、大手企業ではなかなか得られない貴重な経験です。

あたたかく親しみやすい社風

家族経営の会社の中には、従業員を家族の一員のように大切にしてくれる企業も存在します。

たとえば、私は現在、母の介護をしていますが、家族の体調不良や急な用事があるときでも、柔軟に対応してもらえる場面が多くありました。

以前勤めていた家族経営の会社でも、「今日は急きょテレワークに切り替えたい」「病院へ連れて行きたい」といったお願いに対して、快く「いいよ、大丈夫!」と受け入れてくれたのです。

そうした人情味のある対応には、とても助けられました。

会社は少人数体制で、私を含めた事務職は3名のみ。

業務量は多かったものの、仕事を任せてもらえるやりがいがあり、雰囲気はどこかアットホームで温かみがありました。

時には、現場の職人さんたちから「あなたがいないと会社が回らない」と声をかけてもらえるほど頼りにされていて、それが働くモチベーションにもなっていたのを覚えています。

ただし、こうした距離の近さは、人によってはプライベートとの境界があいまいになりすぎてしまい、かえってストレスに感じることもあります。

社員の家族構成や家族の病気、子どもが通っている学校まで、プライベートなことをすべて把握しようとする経営者も少なくありません。

密な人間関係に安心感を持てるかどうかは、相性による部分も大きいでしょう。

経営者に好かれると待遇面が良くなる可能性も

家族経営では、評価基準が形式的な人事制度ではなく経営者の判断に左右されやすいため、「気に入られること」が出世や昇給につながることもあります。

無理に媚びを売る必要はありませんが、あからさまに反発するよりも、誠実に信頼関係を築こうとする姿勢が評価されやすい傾向があります。


家族経営の会社ってどう見極める?入社前に確認しておきたい3つのこと

家族経営の会社は、当たり外れの差が大きいのが実情です。

ブラック企業を避けるためには、入社前に以下の点をチェックすることが重要です。

離職率に注目する

まず確認したいのが、その会社の離職率。短期間で人が辞めているようなら、働く環境に問題がある可能性があります。

離職率の情報を探す方法としては以下の方法があります。

① ハローワークの求人票(有力!)

  • 求人票に「前年度の採用者数」「離職者数」の記載がある場合があります。
  • そこから簡易的な離職率を自分で算出することも可能。
  • ハローワーク窓口の職員に「この会社って入れ替わり激しいですか?」とこっそり聞くのもアリ

② 転職サイト・口コミサイト

  • 例:転職会議、OpenWork(旧:Vorkers)、ライトハウス(旧:カイシャの評判)
  • 離職率の明記は少ないですが、「人の入れ替わりが激しい」「1年以内で辞めた」などの口コミで実態が見えてくる
  • 複数サイトで比較するのがおすすめ。

③ 転職エージェントの担当者に聞く

  • 非公開情報や企業の内情を知っているケースが多い。
  • 「離職率ってどのくらいですか?」ではなく、
     「長く働いてる人が多い印象ですか?」
     と聞くと、柔らかく答えてもらいやすいです。

④ 企業に直接聞く(面接時など)

  • 面接時に聞くのがベター(事前に聞くと不審がられることも)。
  • 聞き方の例:
     - 「できるだけ長く働きたいと考えているので、社員の定着率なども気になっていまして…」
     - 「ベテランの方と若手、どちらが多い職場ですか?」

その際、相手の態度にも注目しましょう。答えを濁したりはぐらかすようなら、注意が必要です。

担当者に「なぜ頻繁に募集しているのか」と尋ねれば、思わぬ情報を得られるかもしれません。

中小企業の場合はデータが公開されていないことも多いため、ハローワークの職員や転職エージェントに聞いてみるのもひとつの方法です。

もし常に求人が出ている会社なら、そこから離職率の高さを推測することもできます。

気になる企業があるなら、何通りかのアプローチを組み合わせて判断してみてくださいね

会社の評判を調べてみる

評判を知るには、口コミサイトやSNSの活用も有効です。

ただし、匿名性が高く個人の主観が強く出やすいため、複数の情報源を比較して以下の点を冷静にチェックしましょう。

  • 賞賛と批判のバランスが取れているか
  • 抽象的な悪口ではなく、具体的な体験談があるか
  • 給与、職場の雰囲気、人間関係など、自分が重視する点に関する記載があるか

さらに、業界内に知り合いがいる場合は、直接リアルな声を聞いてみるのも有効です。

面接時に空気感を観察する

面接は、職場のリアルを感じられる数少ないチャンスです。

  • 社内の雰囲気は明るいか
  • 面接担当者の態度はフラットか
  • 応対に誠実さがあるか

これらをチェックしながら、感覚的な違和感にも注意を払ってください。

また、内定をもらったら「就業規則」を見せてもらうのもおすすめです。

中小企業の中には、就業規則を見せてくれない会社も少なくありません。

もし「見せられない」と言われた場合は、トラブルを避けるためにも、その会社は避けた方が無難です。

制度の整備状況から、会社の体質が透けて見えることもあります。

ムリは禁物!ブラック企業なら迷わず退職を

もし入社してから「やっぱりブラック企業だった…」と気づいた場合、あなたが取るべき行動はひとつ。
それは、すぐに辞めることです。

「短期離職は印象が悪いのでは?」と心配になるかもしれませんが、ブラック企業であることを正直に説明すれば、むしろ理解を得られるケースも多いです。

問題なのは、「あと少し我慢すれば…」と引き延ばしてしまうこと。長くいればいるほど感覚が麻痺し、理不尽に慣れてしまいがちです。

気づいたときには、自分の心身が限界を超えていた…という最悪の事態にもなりかねません。

限界を超えて体調を崩し、病院で診断を受けたうえで退職した方がいました。

そのときに残した言葉が「社長ガチャ、完全に外れでした」――とても印象に残っています。

たとえ転職活動を一からやり直すことになったとしても、それは次に活かせる貴重な経験。

大切なのは、あなた自身を大切にすることです。

どこかに、あなたらしく働ける場所は必ずあります。

自信を持って、次のステップに進みましょう。

もうちょっとだけ頑張れば…って思っちゃうけど、心と体が壊れたら意味ないもんね。

うん。限界を感じたら、迷わず離れることも大切。自分を大事にしてほしいな。

辞めるのって勇気がいるけど、“間違えた”って気づけたことも大事な一歩だよね。

うん、そう。次はもっと、自分らしく働ける場所がきっと見つかるよ。

まとめ

今回は、「家族経営の会社に転職するのはアリか?」というテーマでお伝えしました。

要点をまとめると、以下の通りです。

  • 家族経営企業が良いかどうかは経営者の人間性次第
  • 入社前の見極めが何よりも大切
  • 万が一ブラックだった場合は、無理せず退職を選ぶ勇気を

たしかに家族経営の企業には癖があることも多く、慎重になるのは当然です。

ですが、事前にしっかり調べて「ここなら」と思えたなら、思い切って飛び込むのもひとつの選択です。

もし失敗しても、またやり直せばいい。

大切なのは、自分の未来に期待する気持ちを忘れず、前を向いて進むことです。

あなたにぴったりの職場がきっと見つかりますように。