「お守りって、自分で買うのと人から贈られるのでは効果が違うの?」
「使い終わったお守りを人にあげてもいいの?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、お守りのご利益は持つ人の気持ちや贈る人の思いに大きく関係していると言われています。
この記事では、他人からお守りをもらった時の意味や効果、贈る際のマナー、交換や貸し借りの是非について、わかりやすく解説していきます。
大切な人にお守りを贈りたい方や、いただいたお守りをどう扱えばよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
他人からお守りをもらう方が良いかどうか

「お守りは自分で買うより、人からもらった方が効果があるの?」と疑問に思う方は少なくありません。
結論から言えば、お守りの効力そのものは、自分で選んでも人からいただいても変わらないとされています。
ただし、受け取る際には「誰から、どんな思いで贈られたか」という背景が大切です。
お守りは単なる物ではなく、**贈る人の祈りや願いを込めて手渡される“思いの象徴”**だからです。
贈り手の思いが効果を後押しする
贈り主が「相手が健康でありますように」「無事に合格しますように」と心から願って購入したお守りには、自然とその気持ちが込められます。
受け取る側も「自分のためにここまで考えてくれたんだ」と思えば、安心感や心強さを感じられるでしょう。
こうした心の支えこそが、お守りの力をより強く感じさせる要因となります。
気持ちが伴わない場合は…
一方で、もし受け取る人が贈り主に良い感情を持っていない場合、そのお守りを身近に置くことがかえってストレスになることもあります。
そうした場合は、無理に持ち歩かず、感謝の気持ちを添えて一定期間保管し、一年を目安に神社に納めて処分するのが望ましいとされています。
心理的な安心効果
心理学的に見ても、「自分は守られている」という感覚は人の心を安定させます。
試験や病気、転職など大きな節目に不安を感じた時、「大切な人が自分を想ってくれている」と実感するだけで安心感が生まれ、前向きな気持ちを取り戻すことができます。
これは「プラシーボ効果(思い込みによる安心感)」の一種とも言え、結果的に行動力や回復力を高める効果につながるのです。
スピリチュアルな見方
一方、スピリチュアルな観点からは、「お守りを通して人と人との縁が結ばれる」とも言われています。
贈り主と受け取る人の願いが共鳴すると、そのエネルギーが増幅し、より強い守護につながると考える人もいます。
特に神社や寺院で授与されたお守りは、神仏の加護を象徴する存在でもあり、「人の思い」と「神仏の力」が重なることで、相乗効果が生まれるとされます。
贈られたお守りをどう扱うか
特に遠方の神社や寺院のお守りは、自分ではなかなか受け取りに行けないため、人を通じていただけるのはありがたいことです。
その際は「代理で受け取った」という気持ちを祈りの中に含めると良いでしょう。
また、お守りの効力は基本的に一年とされており、毎年新しいものに替えるのが習わしです。
贈る側も「毎年届けたい」という思いを持って継続することで、相手を支え続ける存在になれます。
実際のエピソード
たとえば、私の友人は毎年欠かさず、私の母に「足のお守り」を贈ってくれています。
母は足が悪いのですが、友人の「少しでも元気でいてほしい」という思いやりを大切に受け取り、お財布に入れて持ち歩いています。
そのお守り自体の力もさることながら、「誰かに想われている」という気持ちこそが母を支えていると実感しています。
つまり、お守りは「自分で買うか、人からもらうか」よりも、贈る人と受け取る人の心のつながりが大切だと言えるでしょう。
心理的にもスピリチュアル的にも、贈り物としてのお守りは持つ人に安心と力を与えてくれる存在なのです。
お守りを交換することで恩恵も交換できるか

お守りは神様や仏様から授かる特別な存在であり、持ち主を守るための大切なアイテムです。
そのため「人と交換してしまって良いの?」と不安に感じる方も多いでしょう。
結論から言えば、お守りは本来「個人専用のもの」と考えられており、軽々しく交換するべきではありません。
神社・仏閣のお守りは「授与品」
神社やお寺で授与されるお守りは、特定の人が「この人のために」と願いを込めて受け取ったものです。
まり、お守りは授与された瞬間から持ち主との縁が結ばれるという考え方があります。
そのため、他人と気軽に交換するのは本来の趣旨にそぐわないとされています。
親しい人同士の交換はどうなのか
ただし、例外的に「親友同士がお互いの幸福を願い、同じ神社で新しくお守りを授与して、それを交換する」という行為は問題ないとされます。
この場合、単なる物のやり取りではなく、「相手のために受け取った」という意志が祈りに込められるからです。
たとえば、部活動の仲間同士で大会必勝を願ってそれぞれお守りを受け取り、交換し合うというケースでは、お守りは「絆を深める象徴」としての意味合いを持つでしょう。
心理的な側面
心理学的に見ると、交換によって「自分だけでなく、相手も自分を想ってくれている」という実感が得られます。
これが強い連帯感や安心感を生み、前向きに物事へ取り組む力となります。
受験生同士が交換すれば「一緒に頑張ろう」という気持ちを後押しし、不安を軽減してくれるのです。
スピリチュアルな見方
スピリチュアルな視点では、「お守りの交換はエネルギーの共有」と考える人もいます。
お互いの願いが共鳴し合うことで、ポジティブな波動が広がり、より強い守護を得られるとされるのです。
特に親子や夫婦、長年の友人など「深い縁で結ばれた人」との交換は、縁をさらに強める儀式的な意味を持つとも言われています。
使い終わったお守りを交換するのはNG
注意点として、病気平癒や厄除けなどで使ったお守りを「効き目があったから」と他人に渡すのは避けましょう。
お守りは持ち主の災厄を引き受けるものとされており、その役目を果たした時点で力が弱まっているからです。
もし大切な人を応援したいなら、新しく授与されたお守りを贈ることが適切です。
気軽に交換したいなら「手作りお守り」
友人同士で「記念に交換したい」という場合は、神社・お寺のものではなく、自作のお守りがおすすめです。
布袋に小さなお守り札や石、メッセージカードを入れたり、刺繍を施したりするのも良いでしょう。
自作のお守りは神仏の加護は宿しませんが、応援の気持ちや友情の証として気軽に交換できるのが魅力です。
まとめ
神社や寺院のお守りは本来「授与品」であり、軽い気持ちで交換するものではない。
ただし「相手のために新しく受け取ったお守り」を交換することは、絆を深める行為として意味を持つ。
心理的にもスピリチュアル的にも、交換は「支え合う力」を強めてくれる。
気軽な交換は、自作のお守りで楽しむのがおすすめ。
自分のお守りを他人に贈っても問題ないの?

「今持っているお守りを大切な人に渡しても良いのだろうか?」と迷う人は少なくありません。
一般的な考え方としては、お守りは新品を贈るのが望ましいとされています。
新品であれば「相手のためにわざわざ選び、神社で受け取った」というプロセスが伴うため、気持ちがより伝わりやすいからです。
とはいえ、必ずしも「中古だからダメ」というわけではなく、大切に持っていたお守りを譲ることには特別な意味が宿るとも考えられています。
お守りを贈る際の基本的な考え方
お守りを贈るときに大切なのは、形や種類よりも「そこに込める思い」です。
お守り自体に不思議な力が宿っているわけではなく、相手の幸せを願う心こそが本質とされています。
そのため、次のような考え方を意識して贈ると良いでしょう。
- 「物」よりも「気持ち」が大切
神仏はお守りそのものよりも、贈る人の純粋な祈りや願いを重んじて見守ってくれると考えられています。 - 相手を想う心を込めること
相手が健康で過ごせるように、試験に合格できるようにと、具体的な願いを込めることで贈り物に力が宿ります。 - 真心をもって贈ること
「あなたに幸せになってほしい」という思いを込めて渡すことが、相手にとっての安心や支えにつながります。
贈る際の要点
お守りを贈るときは、ただ渡すだけではなく、ちょっとした工夫を意識することで相手により思いが伝わります。特に以下のような点を押さえると、気持ちのこもった贈り物になります。
- 参拝してから購入する
神社や寺院で手を合わせてからお守りを受け取ることで、願いがより強く込められるとされています。 - 相手に合った種類を選ぶ
厄除け、合格祈願、病気平癒など、相手の状況に応じたお守りを選ぶと、思いやりがより伝わります。 - 願いをはっきり心に描く
「この人が元気でいられますように」と具体的な願いを心の中で唱えることが大切です。
注意点
一方で、お守りを贈るときには気をつけたいポイントもあります。うっかりすると気持ちが伝わりにくくなるので、次の点を意識すると安心です。
- 不安な気持ちのまま贈らない
贈る側が迷いや不安を抱えたままだと、その気持ちが相手に伝わってしまうことがあります。 - 負の感情を込めない
嫉妬や不満などのネガティブな感情ではなく、純粋な祈りを込めることが大切です。 - 心を込めて手渡す
「大切に思っている」という気持ちを一言添えて渡すことで、相手に安心感や信頼感が伝わります。
心理的な安心効果
大切に持っていたお守りを渡された側は「自分のために特別なものを譲ってくれた」という事実に、大きな安心感を得られます。
特に親子や恋人、親友のような深い関係であれば、「守られている」という心強さが日常の支えとなり、不安を和らげてくれます。
スピリチュアルな見方
スピリチュアルな観点では、「お守りを譲る行為はエネルギーの共有」とされます。
長い間自分を守ってきたお守りには、持ち主の思いや経験が染み込んでいると考える人もいます。
それを大切な人に託すことで、願いが引き継がれ、新しい持ち主を守護する力へと変化するという解釈です。
実際のエピソード
あるお母さんが、自分の厄除けのお守りを病気の子どもに渡したという話があります。
お母さんは「自分の代わりに守ってほしい」という願いを込め、その子は「母の思いが詰まったお守り」として大切に身につけていました。
新品のお守りではないものの、その強い絆と祈りによって、お守りは単なる物以上の心の支えになっていたのです。
まとめ
心理的にもスピリチュアル的にも、「願いを込めて贈る」という気持ちこそが何より重要。
原則としては新品のお守りを贈るのが望ましい。
ただし、大切にしていたお守りを譲ることにも特別な意味があり、相手に大きな安心を与える。
お守り自体に特別な力があるわけではなく、重要なのは「相手の幸せを願う心」です。
他人にお守りを貸すことについて

「自分にご利益があったから、これを貸してあげれば相手にも効果があるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、結論から言えば、お守りを人に貸すことは基本的に避けた方が良いとされています。
お守りは「個人専用」のもの
神社や寺院で授与されるお守りは、その人自身のために受け取ったもの。
つまり、持ち主の願いや祈りと強く結びついた個人的なものです。
したがって、「貸す」あるいは「使い回す」といった扱い方は、本来のお守りの意味から外れてしまいます。
効力が弱まっている可能性
お守りは一年を目安に新しいものと交換するのが一般的です。
これは、お守りが持ち主の災厄や不安を引き受けてくれると考えられているからです。
役目を果たしたお守りを人に貸したり渡したりしても、その力はすでに消耗している可能性が高く、新しい持ち主を守る効果は期待できません。
心理的な影響
借りる側にとっても、「誰かのお守りを借りている」という事実は必ずしも安心につながるとは限りません。
むしろ「人から借りなければ守られない」と感じ、逆に不安を抱えてしまうこともあります。
心理的な安定を得るためにも、自分専用として新しく受け取るお守りを持つ方が安心感は大きいでしょう。
スピリチュアルな見方
スピリチュアルな観点では、お守りには持ち主の“気”や“エネルギー”が宿るとされます。
そのため、他人に貸すと自分のエネルギーが分散してしまうとも言われています。
また、相手の不安やマイナスの気を逆に受け取ってしまう可能性もあるため、エネルギーの観点からも貸し借りはおすすめされません。
例外的なケース
ただし、家族や恋人など特別に近しい関係で「どうしても渡したい」という場合、そのお守りが相手にとって精神的な支えになることはあります。
たとえば、母親が自分の厄除けのお守りを子どもに渡し、「これがあなたを守ってくれるから大丈夫」と励ます場面です。
これは神仏の力というよりも、愛情や信頼関係が安心感を生む効果だと言えるでしょう。
新しく贈るのがベスト
どうしても相手にお守りを渡したい場合は、新しいお守りを相手のために受け取り、贈るのが一番ふさわしい方法です。
その方が相手にとっても「自分のために選んでくれた」という喜びや安心感を得られますし、贈る側も気持ちよく思いを託せます。
まとめ
相手を守りたいなら、新しくお守りを授与して贈るのがベスト。
お守りは持ち主の願いと強く結びついた個人専用のもの。
他人に貸すと効力が弱まっていたり、心理的に逆効果になる場合もある。
スピリチュアル的にも「気」のやり取りが起こるため、貸し借りは避けるのが無難。
お守りを贈ることの本当の意味

お守りは、自分で購入しても他人からいただいても、その効力に大きな違いはないとされています。
しかし、記事を通して見てきたように、お守りの価値は「物そのもの」よりも「そこに込められた思い」によって左右されるのです。
- 他人から贈られるお守りは、贈り手の祈りや願いが込められているからこそ、心理的な安心感を与えてくれる。
- 交換は原則的には控えるべきだが、「相手のために新しく受け取ったお守り」であれば絆を深める象徴になる。
- 自分のお守りを人に贈る場合、新品が望ましいが、長く大切にしていたものを渡すことにも特別な意味が宿る。
- 貸すことは推奨されないが、どうしても誰かを励ましたいなら、新しいお守りを贈る方が相手の心に響きやすい。
心の支えとしてのお守り
心理的な側面では、お守りは「守られている」という安心感を与え、前向きな気持ちを引き出す力があります。
スピリチュアルな視点でも、贈る人と受け取る人の願いが共鳴することでエネルギーが強まり、二人の絆を深める象徴的な存在になります。
最後に
お守りを贈る行為は、単なるプレゼントではなく「あなたの幸せを願っています」という目に見えない愛情や思いやりの表現です。
大切なのは新品かどうかではなく、贈る人の心と受け取る人の気持ち。
そこに真心があれば、お守りは必ず持ち主にとっての心の支えとなり、前へ進む力を与えてくれるでしょう。
この記事のまとめとして、お守りは“物そのもの”よりも“気持ち”が何よりも大切だということを心に留めていただければ幸いです。


