オイルヒーターは、
「空気を汚さない」「乾燥しにくい」「音が静か」など、やさしい暖房として人気があります。
とくに赤ちゃんがいる家庭や、寝ている間も安心して使いたい人に選ばれやすい暖房器具ですよね。
その一方で、よく聞くのが
「オイルヒーターって電気代が高いんじゃないの?」
「1ヶ月つけっぱなしにしたら、いくらかかるの?」
という不安の声です。
良さは分かっているけれど、電気代次第では購入を迷ってしまう…そんな人も多いのではないでしょうか。
この記事では、オイルヒーターを1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代を、
「24時間使った場合」「就寝時だけ使った場合」など、条件別にわかりやすく整理しています。
あわせて、電気代が高くなりやすいケースや、後悔しにくい選び方・使い方のポイントも解説します。
「オイルヒーターは本当に自分の家に合っているのか?」
その判断ができるよう、無理なくイメージできる情報をまとめました。
購入前の不安を整理したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
オイルヒーターって本当にいいの?人気の理由をおさらい

オイルヒーターは、「体にやさしい暖房」としてよく名前があがります。
エアコンやファンヒーターとは少し仕組みが違うため、使い心地も独特です。
まずは、オイルヒーターがなぜ支持されているのか、その理由を整理してみましょう。
空気を汚しにくいと言われる理由
オイルヒーターは、灯油やガスを燃焼させるタイプの暖房ではありません。
内部のオイルを電気で温め、その熱を本体からじんわり放出して部屋を暖めます。
そのため、
・燃焼による排気が出ない
・換気を頻繁にしなくても使いやすい
といった特徴があります。
空気の汚れが気になりにくい点は、小さな子どもがいる家庭や、長時間使う人にとって安心材料になりやすいポイントです。
乾燥しにくく、音も静か
風を出して暖めるエアコンやファンヒーターと違い、
オイルヒーターは風をほとんど発生させません。
そのため、
・部屋の空気が乾燥しにくい
・ホコリが舞い上がりにくい
・運転音がとても静か
と感じる人が多い暖房器具です。
「寝るときに使っても音が気にならない」「暖房の風が苦手でも使いやすい」といった声があるのも、この特徴が理由です。
就寝中や赤ちゃんがいる家庭で選ばれやすい理由
オイルヒーターは、本体が熱くなりにくい設計のものが多く、火を使いません。
そのため、
・就寝中につけっぱなしで使いやすい
・赤ちゃんやペットがいる家庭でも検討されやすい
といった傾向があります。
「夜中に暖房を切ると寒いけれど、つけっぱなしは不安」
そんな悩みを持つ人にとって、オイルヒーターは候補にあがりやすい存在です。
ただし、ここで多くの人が気になるのが 電気代 です。
「安心して使えそうだけど、1ヶ月つけっぱなしにしたら電気代は大丈夫?」
という不安が、購入を迷う理由になりやすいのも事実です。
次の章では、実際にオイルヒーターを 1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代 を、条件別に具体的に見ていきましょう。
オイルヒーターを1ヶ月つけっぱなしにしたら電気代はいくら?

オイルヒーターの電気代は、
「どれくらいの時間使うか」「どの出力で使うか」によって大きく変わります。
まずは、よくある使い方を想定して、おおまかな目安を見ていきましょう。

「つけっぱなしって聞くと、電気代めっちゃ怖いんやけど…」

「まずは目安を知るだけでも安心よ。知らないままが一番不安だからね」
24時間つけっぱなしの場合の電気代目安
「寒い時期はずっとつけたままにしたい」
そんな使い方を想定すると、まず考えたいのが 1日の使用時間 です。
1日の使用時間
24時間つけっぱなしの場合、
当然ながら使用時間は 1日24時間 になります。
オイルヒーターは、設定温度に達すると出力が下がる仕組みですが、
それでも長時間稼働するため、消費電力はそれなりに積み重なります。
1ヶ月使った場合の考え方
一般的なオイルヒーターの消費電力は、約500W~1,200W前後のものが多いです。
仮に中程度の出力で使い続けた場合、
1ヶ月(30日)使うと 電気代は1万円を超えるケース も珍しくありません。
もちろん、ずっと最大出力で動き続けるわけではありませんが、
「24時間つけっぱなし」は、電気代が高くなりやすい使い方だと言えます。
条件によって変わることを明記
実際の電気代は、次のような条件で変わります。
- 部屋の広さ
- 住宅の断熱性能
- 設定温度
- 外気温(寒い地域かどうか)
同じオイルヒーターでも、使う環境によって差が出る点は押さえておきたいところです。
就寝時だけ(夜だけ)使った場合の電気代目安
次に多いのが、「寝ている間だけ使う」というケースです。
この場合は、就寝時のみ=つけっぱなし と考える人も多いですよね。
8時間前後を想定
就寝時間を 7~8時間程度 と想定すると、
使用時間は1日の3分の1ほどになります。
この使い方であれば、
1ヶ月の電気代は 数千円台に収まるケース も多く、
24時間つけっぱなしに比べると、負担はかなり抑えられます。
「つけっぱなし」と言われがちなケースを整理
「オイルヒーターはつけっぱなしで電気代が高い」と言われる理由の多くは、
24時間近く使い続けるケースをイメージしているためです。
一方で、
・就寝中だけ
・寒い時間帯だけ
といった使い方であれば、
想像していたほど高くない と感じる人も少なくありません。
ここで一度、
「思っていたより高いかも?」
「でも、想像よりマシかもしれない」
と感じた方もいるのではないでしょうか。
次の章では、オイルヒーターの電気代が特に高くなりやすい条件について、もう少し詳しく見ていきます。

「思ってたよりは…まだ現実的かも?」

「24時間つけっぱなしと、夜だけじゃ全然ちがうのよ」
オイルヒーターの電気代が高くなりやすい条件

オイルヒーターは使い方や環境によって、電気代の感じ方が大きく変わります。
「思っていたより高かった」「こんなはずじゃなかった」と感じる人の多くは、
いくつかの条件が重なっているケースがほとんどです。
ここでは、後悔につながりやすいポイントを整理してみましょう。
部屋が広すぎる場合
オイルヒーターは、部屋全体を一気に暖めるというより、
じんわりと空間を暖めるタイプの暖房器具です。
そのため、
・広いリビング
・天井が高い部屋
・ドアの開け閉めが多い空間
などでは、暖まりきるまでに時間がかかり、
結果として稼働時間が長くなりがちです。
部屋の広さに対して出力が足りない場合、電気代がかさみやすくなります。
断熱が弱い家・古い住宅
断熱性能が低い住宅では、せっかく暖めた空気が外に逃げやすくなります。
その分、オイルヒーターは部屋を暖め続けようと稼働し続けるため、
消費電力が増えやすい傾向があります。
・窓が多い
・すき間風が入る
・築年数が古い
といった環境では、電気代が高くなりやすい点に注意が必要です。
設定温度を高くしすぎている場合
「寒いから」と設定温度を高くしすぎると、
オイルヒーターはより多くの電力を使って温度を保とうとします。
必要以上に高い温度設定は、
体感的な快適さに大きく影響しない場合でも、
電気代だけが増えてしまう原因になりがちです。
まずは控えめな温度設定から使い始めることが、
電気代を抑えるコツのひとつです。
ずっと最大出力のまま使っている場合
オイルヒーターには、出力を切り替えられるタイプが多くあります。
それにもかかわらず、常に最大出力で使い続けていると、
当然ながら電気代は高くなりやすくなります。
部屋がある程度暖まったあとは、
出力を下げたり、弱運転に切り替えたりするだけでも、
電気代の負担を抑えやすくなります。
「オイルヒーター=電気代が高い」と感じる背景には、
こうした使い方や環境の影響が隠れていることが多いのです。
次の章では、電気代を抑えながら使うための考え方や工夫について見ていきましょう。
電気代を抑えやすい使い方・考え方

オイルヒーターは、使い方を間違えると電気代が高く感じやすい暖房器具です。
ただし、「オイルヒーター=電気代が高い=損」というわけではありません。
特徴を理解したうえで使えば、無理なく取り入れることも十分可能です。
ここでは、電気代を抑えやすくするための考え方と使い方のポイントを紹介します。
補助暖房として使う
オイルヒーターは、部屋を一気に暖めるメイン暖房よりも、
「暖かさを保つ補助暖房」として使う方が向いています。
最初はエアコンや他の暖房で部屋を暖め、
そのあとオイルヒーターで温度をキープする使い方にすると、
稼働時間や出力を抑えやすくなります。
タイマーや弱運転を活用する
多くのオイルヒーターには、
・タイマー機能
・出力切り替え(弱・中・強)
が付いています。
これらを使わずに、常にフル稼働させてしまうと、電気代はどうしても高くなりがちです。
就寝中は弱運転に切り替えたり、
朝方だけタイマーで運転するなど、
「必要な時間だけ使う」意識が電気代の節約につながります。
エアコンとの使い分け
オイルヒーターとエアコンは、得意な役割が違います。
・エアコン:短時間で部屋を暖めたいとき
・オイルヒーター:静かに、やさしく暖かさを保ちたいとき
というように使い分けることで、
それぞれの弱点を補い合うことができます。
「どちらか一方に頼る」のではなく、
シーンに応じて使い分けることが、結果的に電気代を抑えやすくなります。
「暖め続ける」より「冷やさない」意識
オイルヒーターは、冷えきった部屋を何度も暖め直すより、
「冷やさない状態を保つ」使い方が向いています。
・窓やカーテンで冷気を防ぐ
・ドアの開け閉めを減らす
・人がいる時間帯だけ使う
といった工夫を組み合わせることで、
無駄な電力消費を減らしやすくなります。
オイルヒーターは、
上手に使えば快適さを保ちつつ、電気代の負担も抑えられる暖房器具です。
次の章では、「どんな人に向いているか」「やめたほうがいい人はどんなタイプか」を整理していきます。
オイルヒーターを買ったほうがいい人・やめたほうがいい人

ここまで読んで、
「オイルヒーター、良さそうだけど自分の家に合うのかな?」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
最後に、オイルヒーターが向いている人と向いていない人を整理して、
自分に合うかどうかを判断してみましょう。
オイルヒーターが向いている人
オイルヒーターは、次のような条件に当てはまる人に向いています。
- 赤ちゃん・ペットがいる家庭
火を使わず、風も出にくいため、室内環境をやさしく保ちたい家庭に向いています。 - 就寝中の静かさを重視したい人
運転音がほとんどなく、寝ている間も気になりにくいのが特徴です。 - 乾燥や暖房の風が苦手な人
エアコンの風で喉や肌が乾燥しやすい人には、快適に感じやすい暖房です。
「電気代よりも、安心感や使い心地を重視したい」
そんな人には、オイルヒーターは検討する価値のある選択肢と言えます。
オイルヒーターが向いていない人
一方で、次のような人には、あまり向いていない場合もあります。
- 電気代をとにかく抑えたい人
使用時間が長くなると、他の暖房器具より電気代が高く感じやすくなります。 - 広い部屋を一気に暖めたい人
即暖性は高くないため、広い空間を短時間で暖めたい場合には不向きです。 - 断熱が弱い家に住んでいる人
冷気が入りやすい環境では、暖め続ける必要があり、電気代がかさみやすくなります。
「とにかく暖かさ優先」「スピード重視」という場合は、
他の暖房器具と比較して検討するほうが後悔しにくいでしょう。
次はいよいよまとめです。
この記事でお伝えしてきたポイントを、もう一度コンパクトに整理しますね。

「結局、向き不向きってあるんだね」

「そう。電気代だけで決めなくてもいいと思うわ」
まとめ|電気代を知ったうえで選べば後悔しにくい
オイルヒーターは、「電気代が高い」と言われがちな暖房器具です。
ですが実際には、使い方や環境によって感じ方が大きく変わります。
大切なのは、
「高いか安いか」だけで判断しないこと。
それよりも、自分の生活スタイルや使い方に合っているかを考えることが、後悔しにくい選び方につながります。
たとえば、
・就寝中だけ使いたい
・赤ちゃんやペットのために、空気のやさしさを重視したい
・静かな暖房を探している
こうした条件に当てはまる人にとっては、
オイルヒーターは電気代以上の価値を感じられる場合もあります。
「もし1ヶ月つけっぱなしにしたら?」と、
あらかじめ一番厳しい条件で電気代を想定しておくと、
購入後のギャップも少なくなります。
不安な点を知ったうえで選べば、
オイルヒーターは安心して使える暖房器具のひとつです。
自分の暮らしに合うかどうかを、ぜひじっくり考えてみてくださいね。

