最近とてもテレビでよく見るやす子さん。「はい~ぃ」のギャグもとてもかわいいですね。
高校卒業後、自衛隊に入隊したやす子さんですが在籍期間は2年間だったそうです。
その2年の間は自衛隊でどのようなことをしていたのしょうか?
そして、現在も即応予備自衛官として登録されているにもかかわらず自衛隊を辞めてしまった理由や芸人になっても迷彩服がトレードマークの理由などをまとめてみました。
やす子が自衛隊にいた2年間は何をしていたの?
やす子さんは2017年に陸上自衛隊に入隊されています。
滋賀県の大津駐屯地と京都府の大久保駐屯地で基礎訓練をうけてから大久保駐屯地の第3施設大隊にて勤務されます。
そこでは、ブルドーザーのオペレーターをされていました。
「ドーザ手」という任務で災害などがおこったときに土砂や溜まったゴミなどを除去したり、戦車が通れる道をつくるという任務だそうです。
やす子さんは、射撃もお得意だということです。
やす子が自衛隊に入隊した理由
やす子さんは山口県宇部市のご出身です。2歳の時に両親が離婚されて母子家庭で育たれていてとても貧しかったとおっしゃっていました。
そして中学生のころに児童養護施設に入られています。高校を卒業したら施設をでないといけないということで住み込みで働けるところを探して自衛隊に入隊されました。
ただ、自衛隊に入隊される前にもう一つ面接を受けられていました。
それがパチンコ屋さんだったそうで、面接室への入室の際にドアが閉まって体が挟まる!というハプニングに見舞われて「恥ずかしすぎて」そのまま面接を受けずに帰ってしまったそうなのです。
そして、このパチンコ屋さんは不採用となってしまいました。
とても微笑ましいエピソードですよね。このお話を聞いていたときに情景が浮かんできて思わず笑ってしまいましたがまだ18歳と若いやす子さんにはこのハプニングには耐えられなかったのでしょうね。
そのハプニングが無ければ、自衛隊に入隊することも芸人になることもなかったわけですから世の中って不思議ですね。
やす子が自衛隊を辞めた理由は?

やす子さんは、自衛隊時代とても楽しい日々を過ごしていらしたそうです。
高校時代にツライ出来事があったそうで、人とうまくいかないことが多かったとおっしゃっていましたが自衛隊では仲間ができたと嬉しそうにおっしゃっていました。
せっかくご自身の居場所を見つけたのになぜ辞めてしまったのでしょうか?
それは「天からのお告げ」のようなものだったそうです。
自衛隊は任期が2年なのだそうです。その2年がたった時にこのまま自衛隊に残るか辞めるかを選択するそうなのです。
4年勤めれば退職金が出るので、それまでは絶対やめないと決めていたそうなんです。
ですが、ある日、前を歩いていた上官を追いかけていって急に「辞めます」と伝えたそうなのです。
辞めるつもりなんて全くなかったのに、急に天から降ってきたというか勘というかという感じだったそうです。
深刻に考えたわけでもなく突発的に辞めることにしたというのも何か不思議ですね。
退職を上官に伝えたときには、反対されたそうなのです。その理由が
君を駐屯地から出すわけにはいかない。君は社会でやっていけないから。
ご飯、自由におかわりしていいから!
なんとも微笑ましいといいますか、なんて優しい上官の方なのでしょうと思います。
私もこのように言ってくれる上司が欲しいです!
それでも、辞めることが決まったわけですがやす子さんは「人生の中で愛されているなと実感する時期でした」ととても大切な思い出のようにお話されています。
このようなお話を伺うととても訓練は厳しいと思いますが、たくさんの方たちと一緒に楽しい時間をすごされていたのだなぁと感じました。
即応予備自衛官として
自衛官を辞められてからも4年間、即応予備自衛官として務められましたが、芸人のお仕事が忙しくなったので現在休業中なのだそうですが、来年から復帰するとお話されています。
現在も茨城の駐屯地の部隊に所属されています。
普段は民間人として生活をしていて何か有事があった場合に召集命令が下った時には自衛官として任務につくそうです。
現職自衛官によって構成される部隊だけでは対応できないときに召集されるようです。
即応予備自衛官の処遇 年間総額 平均約60万円
即応予備自衛官手当 月額 16,000円
訓練召集手当 日額 14,200円(2尉)~10,400円(1士)こちらは訓練召集に応じると支給。
勤続報奨金 1任期 120,000円 1任期は3年 良好な成績で勤務した場合のみ。
被覆および食事や訓練召集旅費、永年勤続者表彰も支給されます。
そして、公務においての災害(ケガや病気ほか)については現職自衛官と同じ補償があります。
やす子さんの即応予備自衛官としての部隊は需品科で、燃料や糧食等の後方支援部隊だそうです。
また、災害などの時にお風呂を作ったり給水をおこなったりすることで私たちにも身近な部隊だと思います。
私自身も阪神淡路大震災の被災者なので、あの時はとてもお世話になりました。
大規模災害のとき、自衛隊の方々の活躍ってほんとうに被災者としてはありがたかったです。
近くの学校に自衛隊がきてるよ~とか○○小学校でお風呂入れるらしいよ~とか。あの頃は携帯電話もありませんでしたから。
自衛隊の方々も大変なのに、いつも私たち被災者を大切にしてくださっていました。
私は、あの時のことが今でも忘れられないので、自衛官の方々が出演されているテレビ等を見るのがとても楽しみですし、感謝の気持ちでいっぱいです。
たぶん、日本中のこれまでに被災された方々は私と同じように思われている方がたくさんいらっしゃると思います。
そういうところにやす子さんもいらしたんだと思うともっともっと応援しないといけないなぁと思いました。
やす子の迷彩服は本物?

やす子さんのトレードマークの衣装は迷彩服ですよね?
元自衛官だからこそなのでしょうが、駐屯地で本物を購入されているそうです。
迷彩服上下と靴とで3万円以上するという自衛隊の迷彩服です。
やす子さんは、部隊に所属されていますから駐屯地内の売店にも出入りできるので本物w身に着けていらっしゃいます。
このまま、出動できるともおっしゃっていました。
ロケ等で色々な場所でほふく前進をするのですぐに破けてしまうそうでうす。
なので年間10着は必要になるとのお話ですが、そもそも「なぜ?」そんなに簡単に破れるようなものを
販売しなくも良くはないです?
やす子さんのこだわりなのか、自衛官だった時のプライドなのでしょうか?
それとも単に真面目だからなのか、駐屯地で本物を購入されて衣装としているそうです。
やす子さんの所属の部隊があるのでいつでも帰るということなのでしょうね?
1年間の衣装代が30万円ほどになるそうですが、今のやす子さんなら問題ないように思いますが、
ご本人にとっては「年間30万はちょっと痛い」とおっしゃっています。
いつか、この迷彩服に頼らなくて済むような芸人さんになりたいともおっしゃっています。
私としては、迷彩服ではないやす子さんの芸風も見てみたいと思いますが。
今後どのようにされていくのか、楽しみですね。
まとめ
元自衛官でお笑い芸人のやす子さんが自衛隊に居た年数や衣装についてまとめてみました。
こさからも、からいらしい芸風でいらいしていただきたと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。