神戸の名物イベント「ルミナリエ」、第29回となる2024年は「神戸、未来に輝く光」をテーマに開催されることになりました。
この華やかなイベントは、2024年1月19日(金)から1月28日(日)まで、合計10日間にわたり開催されることが決定しています。
新型コロナウイルスの影響で2020年から3年間休止していたため、これは2019年以来、約4年ぶりの復活となります。
この記事では、2024年の神戸ルミナリエがどこで行われるのか、またその美しい光景の中で楽しめる食べ物や屋台、見どころについて詳しく解説します。
神戸ルミナリエが1月に開催されるのは、初めてのことで今回はエリアを分けて新たな取り組みを行うそうです。
2024年の神戸ルミナリエの開催地に関する情報
神戸ルミナリエ2024
開催期間 2024年1月19日(金)~2024年1月28日(日)までの10日間
点灯時間 薄暮~21:30 (場合によって変更あり)
開催場所 東遊園地 旧居留地 メリケンパーク
2024年の光の祭典は、東遊園地、旧外国人居留地、そしてメリケンパークの3つの地点で開催されることが決定しました。
これらの場所はすべて神戸市中央区内にあり、来場者の密集を避けるためにイベントがこれらの地域に分散されます。
ルミナリエ公式サイトより
これまでは、神戸の元町近くの大丸から東遊園地までの区間で大勢の人々が行列を作っていましたが、今回はメリケンパークを含む新しい会場の追加により、参加者がより広範囲に分散することが期待されています。
2024年の神戸ルミナリエでは、食べ物や屋台も注目
例年のように、東遊園地には多くの出店が見られるでしょうが、今回はメリケンパークや旧居留地でも様々な屋台やキッチンカーが出るそうです。
メリケンパークは広いエリアを持っているので、多種多様な屋台が設けられることが予想されます。
屋台の定番メニューに加えて、地元神戸や兵庫県の代表的な企業が参加するイベント「KOBEディライト・ファウンテン」も開催され、神戸ならではの美味しい料理が提供される予定です。
新型コロナウイルスのためにルミナリエが中止されて以来、KOBEディライト・ファウンテンの開催も見送られていました。
しかし、2024年の神戸ルミナリエの復活に伴い、地元の特色ある美食を再び楽しむことができることを心待ちにしています!
2024年の神戸ルミナリエの注目点
特にメリケンパークでの開催です。
これまでは主に東遊園地や旧外国人居留地で行われていましたが、新たにメリケンパークでどのような展開を見せるのかが期待されています。
メリケンパークの南東部分では、長さ70mのアーチ型の光の通路「ガレリア」が設置されます。
入り口部分には、幅40m高さ15mの「フロントーネ」が設置されます。
このガレリアとフロントーネは有料エリアになりますので入場にはチケットが必要ですが、有料エリア周辺は、自由に観覧できるそうですので、通り抜けしなくてもいいという方は周りを見て楽しみましょう。
このアーチは、海風に対応するため、従来よりも数を減らし、高さを調整して設けられます。
また、旧居留地では三井住友銀行神戸本部ビル前で円形の装飾高さ7.2m幅14~18mの「光の看板作品」を設置。
高さ10m直径5.6mのツリー状のルミナリエ作品を設置するそうです。
旧居留地の色々な場所には直径約3mの「ロソーネ」が展示されます。
東遊園地では光の聖堂「カッサアルモニカ」や全長39m高さ19mの光の壁掛け「スパッリエーラ」などが設置され、音楽イベント等が実施されるそうです。
今回が初開催のメリケンパーク会場の位置が海に面していることから、海辺でのイルミネーションは特に幻想的な雰囲気を醸し出すことでしょう。
2024年の神戸ルミナリエが1月に開催される背景とは
通常、神戸ルミナリエは12月に開催されるのが恒例ですが、2024年の第29回目は1月19日(金)から1月28日(日)までと発表されています。
点灯時間については、薄暮~21:30までとのことですが、変更される場合もあるとこのことです。
神戸ルミナリエは、もともと阪神・淡路大震災の記憶を伝え、神戸の復興と希望を象徴するイベントとして開催されてきました。
震災発生日である1月17日に行われる「1・17のつどい」の後に開催することで、震災の鎮魂と慰霊、そして復興への夢と希望を象徴するテーマにもっと合致すると判断されたためです。
12月の開催ではクリスマスのイベントとの雰囲気が強くなりがちでしたが、1月の開催によって、神戸ルミナリエの本来の目的を再確認する機会となるでしょう。
まとめ
この記事では、2024年に開催される神戸ルミナリエの開催場所、食べ物と屋台の情報、および見どころについて詳しく解説しています。
2024年の神戸ルミナリエは、東遊園地、旧外国人居留地、そしてメリケンパークの3箇所で行われる予定です。
屋台では、定番のグルメだけでなく、神戸特有の美味しい料理を楽しむことが期待されています。
通常は東遊園地で多くの屋台が見られますが、今年はメリケンパークにも屋台やキッチンカーが出るようです。
2024年の神戸ルミナリエの特筆すべき点は、初めてメリケンパークで開催されることです。
海に面したロケーションでのイルミネーションは、きっと幻想的な雰囲気を醸し出すでしょう。