クリスマスが近づくと、街はキラキラ輝いてワクワクしますよね。
でも、いざ自分の予定を見ると「今年のクリスマス、平日じゃん！」と気づいて、
ちょっとため息をついたママやパパも多いのではないでしょうか。
仕事もあるし、子どものごはんや寝かしつけもあるし、
「特別なことなんてできないかも」と感じてしまう日もあるはず。
けれど、ほんの少しの工夫で“平日でもちゃんと特別な夜”に変えられるんです。
この記事では、忙しい平日でも無理せずに楽しめる、
子どもと笑顔で過ごすクリスマスアイデアを紹介します。
お金も時間もかけすぎず、「今日もいい日だったね」と言えるような、小さな魔法の時間を作ってみましょう🎄
ママ、今年のクリスマス、平日やん？
そうなのよ…でも大丈夫。平日でも楽しめる裏ワザあるからね。
平日のクリスマスってどうする？
仕事もあるのに…と悩むママ・パパの声
「せっかくのクリスマスなのに、仕事でバタバタして何もできなかった」
「子どもは楽しみにしてるのに、時間がなくてちゃんとお祝いしてあげられない」
そんな声が、毎年どこかで聞こえてきます。
平日の夜は、家に帰るだけでも一苦労。
食事の支度、宿題の確認、片づけ……気づけばもう寝る時間。
「特別なことはできないけど、せめて笑顔で過ごしたい」
多くのママやパパが、そんな気持ちを胸にクリスマスを迎えています。
無理をしなくても、ほんの少しの工夫で“幸せな時間”は作れるんです。
次では、そんなヒントを見つけていきましょう。
2025年のクリスマスは何曜日？
2025年のクリスマスは木曜日。
週の後半でちょっと疲れも出やすい日ですが、平日だからこそ「いつもの夜に少しの特別をプラス」するだけで十分。
仕事終わりでもできる“おうちクリスマス”のアイデアを、次の章で紹介します。
無理せず楽しむ！子どもと過ごすおうち時間の工夫
仕事帰りでもできる“ちょい特別ごはん”
ゴールは「見た目ちょい華やか・手間は平日仕様」。
買って足す／温めて盛る／色でごまかす、この3本柱でOK。
段取り（帰宅後30〜40分の想定）
- 最初に電子レンジとオーブントースターを同時稼働（時短の要）。
- 子どもに“飾り係”を任命（星型に抜く、盛りつけ、ナプキンを置く等）。
- 温め・盛りつけ・置くだけで“今日は特別”を演出。
メニューの即決テンプレ（選ぶだけ）：
- 主食
- 市販ローストチキン／唐揚げ＋星形ポテト（冷食）
- バゲット＋クリームチーズ＆ジャムで赤×白演出
- ケチャップライスを星型で抜く or 茶碗でミニおにぎりタワー
- スープ
- コーンスープ（紙パック）に冷凍ブロッコリーを1房落として“緑”を足す
- コンソメ＋冷凍ミックスベジタブルで3分スープ
- サラダ
- ベビーリーフ＋ミニトマト＋星型キュウリ（ピーラーでリボン状でも可）
- モッツァレラ＆トマトにバジルふりで“赤・白・緑”
- デザート
- 市販カップケーキに粉糖を茶こしで雪ふり
- いちご＆バニラアイスに砕いたビスケットを“土台”にしていちごサンタ
- プチシューにチョコペンでトナカイ顔（丸いプレッツェルで角）
“見た目アップ”の小ワザ：
- 100均の赤・緑の紙ナプキンを敷くだけで雰囲気8割完成。
- 余裕が1分ならケチャップを星形に絞る／粉糖で雪／カップを透明に。
- 皿は白で統一（料理の色が映える）。大皿1枚にまとめる“ビュッフェ風”も映える。
まったく仕込めなかった日用の“買うだけプラン”：
- 惣菜（唐揚げ or チキン）＋カットフルーツ＋カップスープ＋ロールパン。
- デリ寿司＋枝豆＋いちご＋市販プリンにホイップだけ追加。
→ **「今日は並べ方がパーティー」**と割り切るのが勝ち。
「星型ポテト入れるだけでテンション爆上がりやん！」
「そうでしょ？手間かけずに“見た目マジック”よ。平日はこれで十分！」
簡単デコで子どもが喜ぶ食卓づくり
飾りは“低コスト・低ストレス・高テンション”が正義。
- LEDキャンドルを3つ置く（火気NGでも安全、夜の特別感が一撃で出る）。
- ランナー代わりにクラフト紙を一筋敷いて“パーティー線路”を作る。
- いらすとや等で小さなサンタ旗を印刷→串に貼ってピック化（子どもの担当に）。
- 余ったオーナメントをグラスにINして置くだけで“キラキラ塊”の完成。
- スター係：星型で抜く・粉糖をふる・チョコスプレーをまぶす。
- プレート名札係：紙テープに“ママ・パパ・◯◯ちゃん”と書いてお皿へ。
- BGM係：音量2〜3でクリスマスプレイリストをかける（スマホで十分）。
- 料理の手前に**小物（オーナメント1個）**をボケ入れ。
- 明るさは電気＋スタンドライトで影を消す。
- 撮影は座って目線（上からより“うちの食卓感”が伝わる）。
寝る前10分でできる“クリスマスタイム”
大事なのは“儀式感”。10分で“特別な夜だった”と脳に刻む。
3つの定番から、今日は1つでOK：
- 3つのありがとう（各人1つずつ）
- 「今日うれしかったこと」「家族にありがとう」「明日やってみたいこと」を一言ずつ。
- 小さいメモに書いて**“ありがとう瓶”**へ。週末に“後夜祭”で読み返す伏線にもなる。
- サンタへのひとことカード
- 付箋サイズでOK。「サンタさん、今年は○○がんばったよ」「明日は○○食べようね」等。
- ツリー or 玄関の**“サンタポスト”**（封筒で自作）にIN。翌朝、スタンプを押して“既読感”を演出。
- 10分だけの影絵 or 読み聞かせ
- スマホライト＋壁で手影絵トナカイ。
- 絵本は短編1話（長編は週末に回す）。BGMを小さめに。
“サンタ演出”の小ワザ（バレない範囲で）：
- 玄関マットの端に**キラキラ折り紙の“足あと”**を2つ置く（粉は掃除が大変なので紙推奨）。
- 枕元に**“サンタさんからのカード”**（「よくがんばってるね」一言＋☆シール）。
- キッチンに赤いリボンの空箱をさりげなく（“通った感”だけ出す）。
タイムライン例（理想30分〜現実20分版）
- 00:00〜00:10 ありがとう or カード
- 00:10〜00:18 影絵 or 読み聞かせ
- 00:18〜00:20 明日の“後夜祭メモ”を一言（「土曜はホットケーキでパーティーしよう！」）
「サンタさんに“ありがとうカード”書こうっと！」
「いいわねぇ。朝見たら、サンタさんから☆シール届いてるかもよ。」
準備のひと工夫で平日がもっと楽しくなる
前日までにやっておくとラクなこと
狙いは「当日は並べる・温める・貼るだけ」。 15〜30分の下ごしらえで体感がぐっと軽くなります。
①
- 下味冷凍を1袋：鶏もも＋市販のガーリックソルトor照り焼きタレ。→当日フライパン8分。
- カラーパーツの先取り：
- 星形ポテト（冷食）／ブロッコリー（塩茹で→冷蔵）／ミニトマト（洗って拭く）
- チーズ星型（スライスチーズを型抜き→クッキングシートで挟んで保存）
- “ごはん基地”を作る：ケチャップライス（具少なめ）をタッパーへ。→当日は型で抜く or 丼に盛るだけ。
- デザートの土台準備：プチシューやマドレーヌに粉糖をふる用の茶こし・チョコペンを同じ箱にまとめる。
②
- 紙ナプキン＆紙皿を1セット出しておく（赤・緑・白のどれか2色）
- LEDキャンドルの電池チェック（スイッチ位置も確認）
- オーナメント少量を透明グラスに入れて“置くだけデコ”キット化
- いらすとや等から**ミニ旗（ピック）**の画像を印刷→切るところまで前夜に。
- BGM用にスマホのプレイリストを作成（3〜5曲／10分分でOK）
③
- 付箋1枚に「18:30 温め開始／18:45 いただきます／19:30 10分儀式」と書き、冷蔵庫に貼る。
→ 当日の“次、何する？”が消えます。
④
- 100均の包装紙やクラフト紙を“使い捨てテーブルクロス”に。
柄を選べばパーティー感も出て、汚れたらそのまま捨てられます。 - 食洗機OKの食器だけを手前に出しておく／スポンジと洗剤を新しいものに（やる気ブースト用）。
余白プラン：
前夜の余力ゼロなら、スーパーのごちそう予約だけしておく（唐揚げ・寿司・ローストチキン）。“受け取り済み＝準備した”にカウントしてよし。
サンタさん演出のコツ（バレない小ワザ）
“痕跡”を残し、“準備の音と光”を消す。演出は足し算よりも引き算が成功の鍵。
①
- 足あと：銀or赤の折り紙をブーツ型に切って2足分だけ玄関に。粉類は掃除が大変なので避ける。
- 既読スタンプ：子どもが投函した“サンタポスト”のカードに**☆シール1枚**だけ貼って元の場所へ。
- プレゼントの“通過感”：キッチンの見えにくい所に赤いリボンの空箱を1つ置く（隠し忘れ注意）。
②
- ガサガサ音が出る袋は避ける（布バッグに入れてから枕元へ）。
- スマホ懐中電灯は最低輝度＋ブルーライトカット。
- 包み直し禁止：不自然なテープの重なりは“確証”になりがち。
③
- 枕元は年少〜小2向け。起床直後の歓声が最大化。
- ツリー下は小3〜：自分で探し当てる喜びが増える。
- 兄弟がいる場合：名札タグを色違いで（名前の手書きは筆跡でバレることあり）。
④
- 「○○をがんばっているね」「家族と仲よくしていてうれしいよ」
- 日付や住所、親しか知らない内輪ネタは避ける（情報過多＝疑惑）
年齢別ワンポイント
- 未就学〜低学年：足あと・カード・小さな鈴の音の“気配”が効く。
- 中学年前後：ロジックに耐える整合性を大事に。ラッピング・名札・隠し場所の“粗”を出さない。
「ママ、去年の“足あと”めっちゃリアルやったね！」
「ふふっ、粉は掃除が大変だったから、今年は折り紙ブーツ作戦よ。」
家族みんなでできるプチサプライズ
“準備＝参加”に変えると、思い出の密度が上がります。 役割と“仕掛け”を配るイメージで。
①
- スター係：星形を抜く・粉糖をふる・チョコスプレーをかける
- フォト係：家族写真を1枚撮る（タイマー or シャッター役）
- BGM係：プレイリストを再生・音量調整
- メッセ係：ありがとうメモを回収して“ありがとう瓶”に入れる
②
- 白封筒にミッションカードを1枚ずつ：
- 「パパにサンタのひげを描こう」
- 「ママのグラスに☆シールを貼ろう」
- 「3分で赤いものを3つ探してテーブルに置こう」
→ どれが当たっても“成功体験”。盛り上がったカードは週末の後夜祭で再演OK。
③
- LEDキャンドルを3つ消して“願いごとタイム”。
- 最後の1個は子どもが消す権利。消えたら拍手。写真1枚。
④
- ありがとうカードを翌朝ポストに“投函”（家の中の封筒で十分）。
- 週末の“後夜祭”で読み返し→ホットケーキやココアでプチ表彰式。
- 写真1枚をリビングのミニフレームに入れ替える（“続いていく思い出”の可視化）。
時間が足りない日の最小セット（10分）
1）LEDキャンドルON → 2）ありがとうメモ1行 → 3）家族写真1枚 → 4）プレゼント名札に☆シール
以上で**“特別の核”**は確保できます。
週末にずらしてもOK！後夜祭クリスマスのすすめ
平日が忙しくても「後夜祭」で取り戻せる
クリスマス当日は、どうしても仕事や学校が優先になってしまいます。
でも、「25日を逃した＝終わり」ではありません。
むしろ週末に“後夜祭”を開くことで、家族全員が落ち着いて笑顔になれる時間を作れるんです。
子どもたちは、「今日はパパもママもいる！」というだけで特別感が倍増。
クリスマス当日の“続き”として、後夜祭は“心の余裕”を取り戻す時間になります。
仕事で疲れた自分にも、少しのご褒美をあげましょう。
後夜祭にぴったりなアイデア3選
①「食べそびれパーティー」をもう一度
平日は簡単メニューだった人も、週末は少し時間をかけて。
・ピザを生地から作る（子どもが伸ばす担当）
・ホットプレートでパーティーオムライス
・スーパーのケーキを家族でデコレーション
あの時できなかったことを「今日はゆっくりやろう」に変えるだけで、
“クリスマス再来”のワクワクが戻ってきます。
② プレゼント“開封ショー”を再現
当日テンションMAXで中身を開けてしまった子どもたち。
週末は改めて、「どんなプレゼントだった？」「どう使ってる？」を聞く時間を。
写真を撮り直したり、感想を動画で残したりすれば、
思い出として形に残せます。
③「ありがとうパーティー」で締めくくる
サンタさん宛てに書いたカードを、家族で読み返すミニイベント。
「こんなこと書いてたんだ～」と笑いが起きたり、
来年の“願いごと”を話したり。
手作りホットココアを飲みながら、
1年をやさしく振り返る時間にするのもおすすめです。
「後夜祭いいじゃん！パーティー2回できるってことだよね？」
「そうそう、“ずらして楽しむ”が大人の余裕なのよ〜。」
「ずらす」ことをポジティブに楽しもう
クリスマスは、1日限りのイベントではありません。
家族のペースで、ゆっくり味わっていい日です。
大切なのは「誰と」「どんな気持ちで」過ごすか。
少し遅れたクリスマスも、
笑い声と温かいごはんがあれば、それが本当の“特別な日”。
ちょっとしたひと言メモ：
「当日はバタバタだったけど、後夜祭の方がゆっくりできたね。」
そんな一言が、家族の中に“新しいクリスマスの形”を残します。
「結局、プレゼントより笑顔のほうがうれしいね！」
「でしょ？平日でも、笑えたらそれが一番のプレゼントよね。」
まとめ｜平日でも笑顔になれるクリスマスを
平日のクリスマスは、仕事や学校、家事であっという間に過ぎていきます。
でも、「ちゃんと特別なことをしなきゃ」と気負わなくても大丈夫。
子どもにとって一番のプレゼントは、豪華な料理でも高価なギフトでもなく、
大好きな家族と笑顔で過ごせた時間なんです。
少しの工夫で、平日でも“あたたかい夜”は作れます。
いつものメニューに星型のポテトを添えたり、
寝る前に「サンタさんへのひとことカード」を書いたり。
そのひと手間が、子どもの心に残る魔法のスイッチになります。
そして、当日できなかったことは週末に“後夜祭”。
焦らず、マイペースで楽しめば、それが一番素敵なクリスマス。
家族みんなが「楽しかったね」と言えたなら、
それこそが最高の思い出です。
平日のクリスマスは、“がんばりすぎない魔法の日”。
予定通りじゃなくても、笑い声があれば、それで100点満点です。
